猜疑心さえもあくびをしそうな 着色された世界
受け売りの幸福を我先に求めた 長蛇の列を見る
開戦前夜の滑走路に一人
空を見上げる静寂の音を聞いた
偽りの河 苦い涙で溢れ
空を見上げる静寂の音がただ青過ぎて
息が詰まりそうだった とても綺麗だった
綺麗過ぎて 怖かった
懐古趣味なんて見当外れな 脱色された闇で
置き去りにされたまま散らかったこの部屋は 祭りの後のように
回転木馬の円軌道に一人
空を見上げる 静寂の音を聞いた
偽りの河 苦い涙で溢れ
空を見上げる 静寂の音がただ青過ぎて
息が詰まりそうだった とても綺麗だった
綺麗過ぎて 怖かった
LALALALA
音もなく時を刻む陽時計は微笑んだ
ぬかるんだその道の道端にひっそりと咲く花よ
空を見上げる 静寂の音を聞いた
偽りの河 苦い涙で溢れ
空を見上げる 静寂の音がただ青過ぎて
息が詰まりそうだった とても綺麗だった
綺麗過ぎて 怖かった
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