ZIGGY
君の笑顔より美しい花を知らない – ZIGGY
振り向かず歩いてく君の後ろ姿 僕は言葉も無く
高鳴る胸の音に戸惑った 張り裂けてしまいそうで
手を振る君のその姿に僕は何度 目を細めただろう
魔法が解けてしまう前に 僕は馬車に乗らなくちゃ
追いかけて伝えたかった気持ちを 君に伝えられたのなら
追いかけて君をこの腕に ただ抱きしめられたならば
君の笑顔より美しい花を知らない 表通りの満開の桜の花より
君の笑顔より美しい花を知らない 雨に濡れた無数の紫陽花より
君の瞳に映る僕を僕は演じ続けるのだと
誰に誓ったわけでもなく 無為に自分に課してた
追いかけて伝えたかった気持ちを 君に伝えられたのなら
追いかけて君のその腕に ただ抱きしめられたかった
君の笑顔より美しい花を知らない 太陽を思わす大輪のひまわりより
君の笑顔より美しい花を知らない 樹々を飾る真白な雪の花より
信じられない位 答は簡単だった
呆気にとられる程さ ここにあった
気付かない振りしてたけど 本当は知ってた
I just need your love. I wanna give my love to you.
君の涙より悲しい歌を知らない 君の心を曇らすもの全てを
焼き尽くしてしまえる日差しに僕がなるから
洗い流してしまえる雨になるから
君の笑顔より美しい花を知らない
ショウウインドウを埋める色とりどりの花達より
君の笑顔より美しい花を知らない 贅を尽くした絢爛な花束より
君の笑顔より美しい花を知らない 記憶の中で色褪せる事などない
君の笑顔より美しい花を知らない 記憶の中で決して枯れる事などない