低く飛ぶ飛行機の 黒い影に逃げながら
ひとりで迷い込んだ
小さな靴の 音はまだ帰らない
誰かの背中を 呼ぶことも知らないで
空を見上げた 瞳からこぼれる
君の名前を知りたい
声にならずに 消えてゆく言葉が
帰りの道を遠くする
流れる星を呼び止めて
ぼくらは歌を歌えるから
明日旅する 夜明けの天使に
君の名前きっと伝えるよ
森を焼くオレンジの 熱い雨にぬれながら
一度だけ空高く
のぼった鳥の群れはもう帰らない
両方の手を離して 遠く別れてゆくよ
風にちぎれた つばさからこぼれる
夢の行方を知りたい
ほほをたどった あたたかな涙の
ひとつひとつに生まれる
かがやく時を呼び止めて
ぼくらは歌を歌えるから
明日旅する 夜明けの天使が
君のことをきっと見つけるよ
空を見上げた 瞳からこぼれる
君の名前を知りたい
声にならずに 消えてゆく言葉が
帰りの道を遠くする
流れる星を呼び止めて
ぼくらは歌を歌えるから
明日旅する 夜明けの天使に
君の名前きっと伝えるよ
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