凍えた姿おかしくて
傘差し出した
驚くほど丁寧に
『初めまして、なんか、幽霊です』
そんな無茶苦茶な言葉にまた笑う
「これはどうも、こんばんは」
うちの猫も寒いの苦手で
一緒にいたことを少し思い出してさ
『何をしようにもあまり覚えてなくて』
『このまま消えるのなら少しさみしいな』
なんて言うもんだから
その手を握りしめた
ただ一人で凍えてるくらいなら
今から何でもいいさ 思い出になるもの作りゆこう
ねぇそんなの反則みたいだね
神様みたいなものすべて笑い飛ばし歩き出す
錆びついた音も無いこの街角の片隅
降りしきる雪の下 何があるだろう
「嫌いなものは何だっけ」
『オレンジの香り、苦手です』
「あぁそれ知らないや。猫の話だけど」
『それはいいね今回はその子の思い出、探し行こう』
「まあそれでいいかもね、当てもないし。そうしよう」
今二人歩き出す情景
通り過ぎた公園
揺れ動くブランコも
なんだか懐かしいや
あれここ私知ってる
曲がり角の先で
あの日まだ小さなころにさ
この季節にここで出会った
逸る胸抑え あなたに伝えなくちゃ
何より大事だった私の名前を
さよならも言えずお別れしちゃったから
もう私は凍えていないから
この熱 あなたの中残して見守るの 許してね
あぁさよならそれだけ言いに来たよ
今夜ももう寒いからお腹を出したまま寝ないでね
沢山の、沢山のこの愛をただあなたに
降りしきる雪の先 何があるかな
繋いでくれた年月を
少しはお返しできたかな
私の名前は「ユキ」白い猫でした
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