眠れなくなって窓を開けてみた
雲に隠れた夜空にも見えない星はあるから
走って転んだ傷の痛みよりも
答を間違うよりも
知らない風景が沢山あることが
ずっと怖いと思ったから決めたよ
あの日描いた地図を広げ
いくつも印をつけた
憧れが現実と重なり合う度に
君が背中を押してくれた言葉は
「心に素直になって」
私が選んだ明日へ
迷わずに まっすぐに歩いて行くんだ
ここはまだ長い旅の途中
朝焼けに染まる波はきらめいて
ちょっと眩しすぎたけれど
陽(ひ)が昇るまで眺めた
昨夜(ゆうべ)の優しい夢に逃げるよりも
想いを誤魔化すよりも
自分の弱さごと認め生きるほうが
ずっと楽しいと思えたんだ
それなら
涙を乾かす代わり
笑顔を増やしていこう
踏みしめた足跡が道をつくるから
遠い未来の果てへ
遠回りしたって
生まれたての希望の音は
いつだって響いてるよ
だから耳を澄まして
あの日描いた地図を広げ
何度も思いを馳せた
喜びも後悔もこの手で抱きしめて行こう
見えないあの光を知るため
「心に素直になって」
私が選んだ場所で
新しい自分にも会えると信じる
ここはまだ長い夢の途中
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