YonoP 【初音ミクAppend Dark】

蛍火 – YonoP 【初音ミクAppend Dark】

ほんの小さな蛍が僕の中で廻って 胸が痛むのは諦められていないから
声にしたよ 薄闇の帰り道の踏み切り 列車に掻き消された

「輝きたい」

目を閉じても暗闇しか見えなくなったのはいつから?
それでも闇の中 輝けない蛍がいるんだよ

「光って…!」

忘れないんじゃなくて忘れられない 思い描いた憧れだけが
それが生きる意味 これが繋ぐ意図 一番の想い出をお守りにして

“僕ではどうしようもない僕”を笑わないで

蛍火 忘れたら駄目だよ 悲しくても 痛んでも あの日の決意の声を
歌う 心からの声で 僕という主人公を

この想いを願いと呼んで 願いを誓いに変えて
泣きじゃくりながら進む事が出来たら
だらしなく放ってしまった 最後に残ってしまった 何かを掴む五本の指だ

ほんの小さな蛍が僕の中で光って 醜い姿を照らし始める
愛してるんだ 大好きなんだ 諦め切れずに生きるんだ
ぐちゃぐちゃの顔から ぼたぼた 涙 落ちて

蛍火 限りあるからこそ愛しいんだ 世界が生きてゆける
蛍火 存在しないかも知れない未来を祈って
蛍火 運命の糸を照らして手繰るのは君にしか出来ない
蛍火 眩しさと笑顔で 細めた瞳で ずっと

光を見つめて

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