XX:me

  • ダーリン – XX:me

    もしも あの日 空を見ずに君とボクが話す きっかけがなかったら今も 退屈な教室でため息ついて いたのかな? ここの空模様に もう逢えなくなるけどボクよ また歩いても良いかい? 果てしない空へと 手を伸ばして生まれた日から きっと君を探していた涙を失くした ボクだけど君に明かすよ“ホント 寂しかったんだ”隣を歩く足音を 鳴らしていて ダーリン 皆の ボクを呼んでる声貸してくれたセーター ほのかな君の…

  • トリカゴ – XX:me

    教室の窓越しに ぼんやりと空に問う何のため ボクは生きているの? 分かんないよ 教科書の余白に描いた理想のボクはオトナ達の言いなりじゃない飛ぶ鳥のような 自由があって 夢を魅せたくせに 叶えれる才能(チカラ)を与えてくれないなんて 辛くなるだけだよスカートの丈さえ 決められた長さでやりたいこともできずに ボクはどこにいるの? 知りたいと思わないことばかり学ばされ気づいたら自分の言葉さえ 失くしてい…

  • Beautiful World – XX:me

    どうして 君ばかり 見つめてしまうんだろう退屈な教室に 君が彩りをくれてる 寝ぐせ残る髪も 可愛く思ってしまう照れて 話せなくて窓を開け 風を受け 胸いっぱいに 息を吸い込んだ 青空が 触れそうなほど 鮮やかに見えて嬉しくて 切なくて これが恋なんだ君がただ ボクの名前をね 声にするだけで自由になれる 気がしたんだ いつもひとり外を 眺めていたボクに“何を見ているの?”と 話しかけてくれた 放課後…

  • Escape – XX:me

    予報外れの雨が ボクらを濡らして震えてる君に 何を話したら良いの? びしょ濡れのブレザーが 冷たくて重たくてカゴを出たひな鳥の 無力さを感じてる 触れそうだった夢は 分厚い雲の向こうで胸に広がる 甘い痛みだけ 噛み締めたボクと君は 出逢わない方が良かったかな?ねぇ 星さえ見えないよ 小さな水溜り やがて空に還るならいっそボク達も 連れて行ってくれないかな 君の胸のうちを 知るのが怖くなって毛先から…

  • 真夏のセツナ – XX:me

    青空と砂浜が 恥ずかしがらなくても良いよと 誘ってるTシャツを脱ごうとする 君から視線 慌ててそらす パラソルの下で 日焼け止め 塗ってる君がいつもより 大人に見えて 喉が渇いた 真夏のセツナの トキメキ感じてたい波打ち際 走る君を びしょ濡れで追いかけて一瞬 振り返った 君のはじける笑顔がボクを焦がして 頭カラッポになってゆくよ 今夜もし 流れ星 見つけられたら君は何を願うの?言いかけて やめた…

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