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ハシル – WOMCADOLE

午前0時ライトが消える街で
僕が君と出会ったのは覚えている?
瞬きを何度も繰り返して
僕ら今日も毎日を重ねていた

サヨナラの声が聞こえてきて
突然の別れ涙した
「戻れないの?」あの日の記憶に
聞いてみたはいいが返事はないみたいだ

君の鼓動が、鳴る方角へ
僕は止まらず、走り続けます。
そこにいるなら、息をしているなら
大きな声で僕の名を呼んでほしいな。

幼い頃、読み聞されてた
君は小説の中の貴女に似てる
塞ぎ込んだ思い出見えてしまうと
僕はこの街の空気を吸い込んだ

バイバイの声が聞こえてきて
永遠の別れ涙した
「会えないの?」あの日の僕らに
もう二度と元に戻れやしないみたいだ

ひとりぼっちの戦争の中で
失ったモノ、見出せないまま。
60ページ前の、物語の上
手を繋いでいた僕らはもういないな。

「どうだ今は遠い世界の誰かと仲良くやっているの?」
どうか願いが叶うのなら僕はもう一度
君と手を繋ぎたいよ

僕の心臓が、動かなくなる
その瞬間まで、走り続けます。
脈が鳴り止んでも、光を無くしても
僕は君の元へ両足を止めずに
花束を握り君へと
会いに行くよ。
会いに行くよ。
会いに行くよ。

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