静かすぎる夜に飽いたら ふいにあてもないまま走り出すの
西へ向かう風が吹いたら 果てて朝になるまで帰らないの
知らない道へ 思いにまかせ
迷いもなく曲がる度 この胸が踊り出す
秋に更ける空を見上げりゃ 何故かあなたとの旅思い出して
由なし事と知りながらも 思い馳せればそれも遠きになり
枯れ葉の道で 鎧外せば
あの日も見た星はただ この胸を見下ろすだけ
色褪せた街を行きながら 何げなく吹けない口笛吹いたら
何時の間にか声に唄ってる 終わらないあの歌を
胸のつかえも 風に飛ばせば
柄にもなく酔いしれて 目の前は広がり出す
色褪せた街を行きながら 何げなく吹けない口笛吹いたら
何時の間にか声に唄ってる 終わらないあの歌を
日が昇る街を後にして 遠くなるあなたへ口笛吹いたら
何時の間にか声に唄ってる 終わらないあの歌を
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