warbear

罪の国 – warbear

国王の手が肩に触れ
許される日を ここで待っている
冷たい牢屋 唸る影 かわいた喉を鳴らし
答えを言う “それは絶望”
君はどうしている?

手紙を書こう 許しを乞うため
だんだんと 時は流れ 言葉だけが 自由

“矢を放て!” 火のつく矢じりは
この足元の涙で くすぶって
それからみんな 興味を失くし かわいた喉を鳴らし
腹の石の重みを感じ 井戸へと向かう

手紙が落ちている 許しを乞う手紙が
だんだんと 時は流れ 身体さえも 自由

花吹雪の中を 騎士達が帰還する

“おお我が同胞たちよ!”

駆け寄る女達の中 君がいるのをみた
花束を持ち 俺を忘れ
罪すら 俺を忘れ
俺すら 俺を忘れて

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落ちていく – warbear

美しい 最初みたいな言葉をきかせて沈みゆく小舟で目覚める 今はただそれだけで精一杯だよ仰向けに横たえて火のついた弓矢 静かにひかれた弦を君は手放す 断ち切るよう

27 – warbear

壊されても 恐れるな 失おう終わらせろ このクソをあぁこのクソを 恐れるな孤独とは 酒を飲み轍の中 もがくことそう孤独とは 同じ部屋で同じ死を待つ 2人のよう君

1991 – warbear

ヘイ 呼びかけて フェンスの向こうから 僕を見つめてる-1991-僕らを知っている? ねぇ僕のそばにいる?風に追い立てられ 頬には赤みがさし 両手いっぱいのおも

灰の下から – warbear

濡れきった枝を集めては火をつけようとしていたんだ二人して必死で駆け回って季節はめぐって問いかけることもせず僕らはただ耐えてた耐えてた全てが報われるまで後何歩か質

わからないんだ – warbear

僕らは一体どうして わからないんだただ 走ればいいと思っていた君に寄り添う紫陽花 夢見るジューンバグただそれだけ見つめていたんだつかまえた日々 ほら もうさよな

掴めない – warbear

君が見ていた 理解を超えたそれは光の束 空を覆うくらいの巨大な空 青すぎて誰も気づかないこれ少しも 興味がないフリをして本当は感じることができた君を知りたい 骨

ダイヤモンド – warbear

ねぇ 君はいつも 夜に起きて 朝に眠るでも昼間の さえずりのような 声で僕の名前を呼ぶ砕けた ダイヤモンドを コートに忍び込ませ冷えた君の手は 僕をいい気分にさ

Lights – warbear

ここで待って 焦らないで 偽らないで押し寄せる恐怖頭から振り払って 港を去って今にも 光 光が差し込むだろうふやけた肌は ずっと水の中にいるせいだ答えはいわない

ウォールフラワー – warbear

駆け抜けてく ウォールフラワー君の手をひく手は花びらのように散って床の上で枯れた君がくれたオレンジは腕の中でずっと夏の色だったよ君が口ずさむ歌を 僕は好きって言

Idea01 – warbear

霧の街 朝焼けを背負う家路を急ぐ 何かに焦り白い壁が目の前に現れては消え 前方にそびえ頭の中でピンポン玉のように跳ね返り続けるアイディア僕は一人ぼっち ひとつの

墓場の蝶 – warbear

アイシャドーは濃い幕を下ろし君の顔 夜の闇に 隠す 隠してしまうから行こう 行こう 静かにもう 僕の手は 何もできずくだけ散る 夜の闇に隠す 隠してしまうから行

車に乗って – warbear

照明 落っこちて死んでいった 道化師の涙でスピーカーだいぶへたってきた もうね誰も聴いてないもうすこしだけ 夢みさせてくれよ車に乗ってオーイェー最後は死ぬまで 

トレインは光へと向かう – warbear

ただ1つの切符を買い ひとりだけの列車に乗るひしゃげたハートを辿るたどり着けぬ場所がある それを今思い知っている稲妻が あたりを焼き払っていく 言葉もなくそれを

陶器の心 – warbear

漆黒の裏 塗られた金色の本心病的な上塗りの回数 繰り返すそして君は還す感情を虚無に差し出して やってみて見えてきたものの体温を 確かめて涙を拭いてみせる 人差し

バブルガム – warbear

空を飛ぶための粉 一掴みくすねにいこう 妖精をキャッチして顔をしかめないでよ 残り少ないロマンを吸って 煙の中へ美しすぎた時間に苛まれることもあった 目は逸らさ

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