waffles

  • ルール – waffles

    やっと少し涼しくなって 窓をあける夜風に 遠く笑い声を 誰のこころを 聴いてる?ふぞろいに やさしくなんてなれないよそれぞれ思ったりして 上手に足せない コトバはおと 鳴って 何処へ?風にユラユラやわらかい声 撫でて ひろげてキレイにむねをひらいて 冷たい手のなか とどこおる熱があるほうっておいて 幼い夢をこわすきみとのあいだにさえ ルールがあるの? つないでなまえのない きもちも そのままに甘い…

  • ルーレット – waffles

    きみのあちこちに 痕がある夢のカケラ だれかの跡 見つけたそれはまるで きみの模様 でこぼこの胸に アイラブユーをそそいでしまえたらどんな言葉で 説明したってただ、こみあげる 思いに夢中 そんな風だけに 紡がれてくからだのハズレが 熱くなる きみを言い当てるたとえば 気まぐれにしか 受け止められなくても わからない、なんて きみも言うわかりたい、なんて 胸を張って傷つけて赤と黒ととびとびに 夢玉が…

  • リズム – waffles

    きみの刻むリズムが小さく肩のうえで眠りをつれたその背中まで遠いとおもう雪の音はしない きみの髪に指をとおしてどんな温度だって、うつればそのねがいを 鳴らせて積もるまえに ここに降らせて おなじとき、おなじこと おもえないきみとわたしは 1,2,3で いつだって寄り添うよ まじりあうグレイ 白む闇いつのまにか どうしようもなく楽しくなってふと ことばもなくす リズムにのって はしゃいだ雪 陽もはじく…

  • 夢茜 – waffles

    いつのまに今日が暮れてゆくよ 窓際で気づいて高層ビル 夕陽のショー 憧れに焦がれる立ち止まる 今ぼくは正しい場所にいるのかなこの街のどこかでふと きみも見上げてるかな 「馴染まない靴 脱いで 地上へおりておいでよ」でもぼくはただ 風を受け シャツの羽を広げて これから夢を浴びて どこまで行けるかな街ぜんぶが染められる アカネをかみさま かみさま 今歩き出したいこの空へ いくつも夢を見て 窓枠にひっ…

  • ぼくのすきなひと – waffles

    ぼくのすきなひとがぼくの嫌いなお酒に酔っているからぼくは寂しくなっている 一人でどこかへいかないでぼくの「嫌い」を受け入れないでぼくのすきなひと 乱暴でしょうか?ナイーブすぎますか?「あなたの勝手でしょ?」なんて悟れやしないんです ぼくのすきなひとがぼくの知らない誰かを思い出すからぼくは寂しくなっている 一人でどこへもいかないでそんなほのかに微笑って見せないでぼくのすきなひと そう ぼくのすきなひ…

  • ボート(classic ver.) – waffles

    月夜を潜り 揺れるサブウェイ 地上へと まだ長いのかなぁレイルが道を選ぶなら 空を割って 柔らかい風 あぁ、世界を一回りしたって きみの声でならほぐれる 可笑しいほどの「恋しいなぁ」束ねて 静かな銀河に花をミカヒカ星がそこになくても ネオンに揉まれても あぁ、世界をぐるり巻く雲さえ その思いで すぐ 晴れるわ 運命のボート 旅立って 遠く 夢中で今度遭うときは サニーディ?抱きあって うわの空? …

  • ふたり – waffles

    ふたりはまだ大人じゃないからこんなどうでもいいことで喧嘩をしちゃいます「別々に帰ろう」知らない駅に降りたきみはいつでもそうよ、黙ってしまうのよ きみなりにきみの事情があって、わたしなりの感情があって 向かいのホームで下を向いて電車が来ても ふたり動けない電話を鳴らしたのはわたしのほうすぐに「ごめんね」を言ったのはきみのほう 階段を駆け下りながら、重ねた日々を誇りに思いました お互いが 一日だって一…

  • プール・サイダー – waffles

    ガラスいろの水面 プリズム壊しながらそっけなく時は泳いでゆきますほこらしげ飛び込んで コース際ためらってムキになってきみに潜る 夏の午後 だいじな素振りを忘れて さびしくなったアイラブユーだけでいいのになぁ 飛びついた花 こいがとうめいだロマンスめいたハリツケだ~しおれても ふとっても 今きみだけだズルく逃げても ヒネてもいいよ あいしてだけあげる もとめる力がないときも もとめるやさしさをあげる…

  • 船に乗ろう – waffles

    この週末も船に乗ろう貴重な晴れだとニュースで言ってたママの車で 最終便に駆け込んだ日の出桟橋へ そびえる橋の下をくぐるころさっきまで街だった オモチャの国が見えた「この瞬間の永遠にすこし憧れるな」きみがぽつんと言った どんな大きな海原も いつか旅してしまうのだろうか果てない世界に 臆病になる日はきみの傍で 風に吹かれて 東京の海は壁に波打ち浜辺のないぼくは きみに出会ってちいさな船を見つけたもっと…

  • ひとひら銀河 – waffles

    涼しげわらって 闇に逃げないで だれもいない部屋へ 今日も帰ってきたなにも望んじゃいない雨音に溶けて 瞼を閉じる すべて 遠のいてくように その静かな薔薇は一晩で開いて僕は思い出した紅がかる薄い蕾の向こうで きみがいたずら笑って 角窓で 誘い出した 少年が 流星のはやさで もぅなにもかも忘れそうに きみを呼ぶよビルの街 夜の虹それだけで 分厚いリアルを越えてゆける ひとひら僕ら 手つかずの銀河 走…

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