月夜に誘う 甘美な饗宴 艶めく調べは 悪魔の戯れ今宵を繋いだ 魔法の仕業か 唱える呪文は 悪夢の前触れ 風の音が喧しく 闖入を知らせる月明かり迷い込む 人の子の気配か 呼び鈴に手をかける 恐れなど知らずに 真鍮の燭台に 蝋燭を立てよう数えてはいけないよ 壁に並ぶあのシルエット やけに滑稽なくだらない空騒ぎそれだけにしておけば引き返せたのにああ馬鹿で悪戯な愛らしい好奇心美しき悪夢を召し上がれ 特等席をあげよう
旧き弦を爪弾き 手繰り寄せる旋律遠く懐かしい歌に寄り添う時は重なり……今、過去は嘆き求める褪せてしまって 手に入らない色彩を La memoire何故に嘆く?La memoire過ぎ去った哀切も歓喜も明日を織り成す響き それは無数に咲く 記憶という花の色を纏い踊る音符の仮面舞踏会主人さえも失い還る場所も無い儘きっと紡いでゆくのだろう願う……鮮やかな希望 神の付けた繰り糸 手繰りゆけば着くだろう落陽の描く五線
時計仕掛けの螺旋回廊降りて昇って迷えどその手を伸ばせ信じて伸ばせ巡り巡って出逢える 君を抱くのは鞣-なめ-し革の翼闇も傅-かしず-く黒衣の王 神に背いた天使の瞳-め-を向けてさあ僕だけをご覧よ 心-ハァト-に 触れよう目覚めし マリオネット 機械仕掛けの摩天楼から星の雫が溢れる指に絡むは月光の糸君は優雅に踊らん見られぬ夢など何もない恐れることさえ知らぬまま腕の中 幕が上がれば僕らだけが“世界”この完璧な結界
幻想に曇る眼開きて、明に天を見給え享楽に穢れし暗愚に決して見えぬ光創造の遥かな高みへ行かん、我ら共に偶像を望む愚かしき罪は全て屠らん 芸術にその命、捧げる巡礼者達…其処へと誘おう 礼賛 扉を開きて さぁ、望みを識れ嗚呼、美を愛す魂、集えGlaosheimr光の都ヴァルハラ 神が人に息を与えた奇跡、それに倣い僕らは歌を与えよう、決して朽ちぬ歌を高貴なる義務を果たすべく紡ぐ命の具象凡俗の戴く愚かな夢は軈て果
鳴り響け雪原のLament夢果て朽ちようともこの身に纏う情熱の炎で立ち上がり続ける 凍てつく空踊る花弁は夢追い人たちの屍何もかも無かったことのように覆い尽くそうとするのか その夢は目映いまま何故その愛は美しいまま何故怒りを隠さず 今も眠れぬと叫び、嘆いて 鳴り響け雪原のLament夢果て朽ちるがいいこの身に纏う情熱の炎で絶望さえも溶かしてみせよう白銀のEgoist神話を創れ 儚さに潜む醜さも雄弁に語ってし