それは棘だったり 深い傷だったり
自分を見失う程の怒りだったり
空は翳(かげ)りを増し 胸が色失い
全て分け合いたい 愛を貫く旅
願い儚く 足元に滲(にじ)む
この手のひらに 悲しみを満たし
大地はうねり ベールを剥いでく
Ah 遠ざかるその声は どこから響いているの
さまよう夜の街 激しく頬打つ雨と闇
Ah うなされるこの声に 誰も気付きはしない
鏡の中 眠る さめた瞳(め)に問いかける
ぬるい吐息を浴び 甘い罠をかわし
揺れる答え what’s simple 微熱 風で流す
決して明けない 夜などないけど
消えぬ痛みに縛られた記憶
愛の分だけ 心を閉じてく
Ah 長過ぎるこの夜は どこまで続いてゆくの
アスファルトを照らす ライトの眩しさに目を逸らし
Ah 終わらないこの story あしたの探しているの
行き場のない叫び 鈍く虚しく響く
願い儚く 足元に滲(にじ)む
この手のひらに 悲しみを満たし
大地なうねり ベールをはいでく
Ah 遠ざかるその声は どこから響いているの
さまよう夜の街 激しく頬打つ雨と闇
Ah うなされるこの声に 誰も気付きはしない
鏡の中 眠る さめた瞳(め)に問いかける
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