アイスクリームも溶け出したトタン屋根
サングラスの女 人魚を夢見る
その腰にぶら下がるシャネルのポーチから
取り出した太巻きのブランツに火を点けた！とき、
Sweeeeeeeet……なミュージック 巷から溢れて
遠くで聞こえる真夏の胸騒ぎ
どいつもこいつも浮かれて馬鹿騒ぎ
なんにも聞こえぬふりをして腰降ろす
あの子が二本目のブランツに火を点けた！とき、
Sweeeeeeeet……なミュージック 渚から溢れて
宵闇迫り来る黄昏時なら
二人で寄り合いロマンスに火を点ける！あと、
Sweeeeeeeet……なミュージック 渚から溢れて
華ひらく街を離れて宇宙まで遠く光る星追いかけて遅くまでスマートフォンはフライトモード秘密の旅へLet the night beginさあ、オレンジ色の答えを探し
浮かぶ木の葉は過ぎてゆくさらば、愛の囁き声歌うこともないこと歌にして待ったりしてもだめだった逆立ちしても見えないんだふざけてるわけじゃなく漂う言葉、投げ出して抗
いますぐ、わたしをさらってくれたらこんな都合のいいことはないわキスをして、ずっと...いいわけ、星の数よりもたくさんこしらえてみたはいいけど、使えるのは一つだけ
脈打つ調べに溶け出した夏の首飾り甘いくちびるに舌先は痺れて息を呑む美貌目元を湛える紫に滲む眼差しは世界を揺らすもしも祈りが届くならあの夢の続きを見せてくれあなた
青い海を渡る汽笛が聞こえて朝露に揺れている異国の街角汗沁みた浜辺の記憶手繰り寄せ心の波打ち際に寄せ返す朧げなイメージ潮騒に棚引く雲が流れたら君の待つ渚へ駆け出し
月明かりの下でぼんやりと君をおもうよあふれ出るメロディーを夜空にあずけてこの息がずっとつづくならあたらしい歌 もっと歌えるかな限りある季節のなかで生まれては消え
ギャングだったあの頃、二トントラックめいっぱいの洋服を手に入れたけど開けてないのもまだまだあるのさオーバードーズで死んだあいつの変な口癖が寝起きの悪い朝に決まっ
三本指のジャズマンのマイナー・スウィング場末の喫茶店 しずかに揺れる木漏れ陽の差し込む窓辺で想う僕と君はどこかちがうらしい陽だまりのフェルマータ 少しおおげさに
さあ なにか意味ありげなことをしよう無鉄砲な奴らが表通りをにぎやかしている間に君と僕で二人だけで街をそっと抜け出し雨に降られてもいいCasa なんかなくしたって
おしまいさ 右につきさっきまでの青い光飛んじまいな 先に立ちあてどなく彷徨いゆきもしかしてこれが heaven？それともきちがいのいびき？返事ないな すぐに書き
折りからの雨で今日も wonderful追いかけた夢の跡からも恐怖に揺られたはみだし者の歌声が聞こえつづける出口のない朝がくる晴れているから今日も wonder