俺は世界を旅する男
町から町へ とんだ風来坊さ
あいつも彼も みんな友達さ
気のいいやつさ よろしくな
ああ僕はこのまま 流れ流れて
この町さえ 出て行く
笑って手を振る 君の家に
僕の居場所は あるのかな
土産はないが 話は尽きず
宵越しの酒 ハレの夜明け
赤い実はじけて 空に描く
後ろめたさが また俺を酔わす
ああ僕は 誰の背追々かけて
皆を置き去りに
誰かお願いさ 行かないでと
涙で僕を つかまえておくれ
俺も随分 年をとった
日の出を抱いて 夜を見つめて
あの子も君も 妻で母だ
侘び寂びのある いい人生だった
ああ僕はよくやった 生き生き生きた
訳もなく ただ生きた
泣きながら眠る 墓の上で
笑って手を振って 見送っておくれ
大事な誰かと 見送っておくれ
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夜をこえて – tricolor 崩れかけた 心もろく最後の砦は あるか知れず流されてく 見えない夜へ心地よき 愚かな術の下踏み外した 宴の後は消せぬ記憶 抱えて嘆く胸にせまる 夜の闇よなぜにあ
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気分(ひとりで) – tricolor さあ今日はどこへ行こうか昨日と違ったっていいからそれが気分というものだから好きなところへ行こうさあ今日は誰と過ごそうか昨日と違ったっていいからそれが気分というも
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たびのはなし – tricolor 思い描いて いたよりもっと素敵な海がそこにはあった青い海に 身を浸してこの日を讃える 歌をうたっていた白い雪が 降り積もる丘に記憶を照らす朝日が昇るあの頃の君が