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カーテン – ti-ti.uu

この先に見えた夢
隠した 遠くまで

手をかざす 不意の色
静かに 時を待つ

淡い景色 僅かな跡
いつの間にか 忘れていった
壊れそうなリズムの上
溢れ出して すべてを知った
部屋には ぼくだけ

手をかざす 不意の色
静かに 時を待つ

絡まる 意味の糸
絶え間なく
白を写す

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コーヒー – ti-ti.uu

交差する街と夕暮れの部屋で五月雨の色を探しては迷い込む 今に終わらない夜に見過ごした昨日バラ色の匂いすくいあげて数えても見えないさよならと消えた揺れるいつも同じ

ゆびさき – ti-ti.uu

指先で消しつづけた変わらない かすむ空を笑い合う物語はつまらないことばかりさ隠しあう光の数写しあう二人の影あの夜に鍵をかけていつまでも 終わらないでと僕は聞いた

ドア – ti-ti.uu

誰も掴めない 秘密の先冷めた眼差し 君にあげるこの場所まで 辿り着いた移り変わる 無防備な声誰も知らない ふたりのこと譲れないもの 闇を超えて最初からここにはい

わすれもの – ti-ti.uu

失くしたいこと 捨てていく思考戻らないもの 見えないふりしてもずっと知っている 記憶なぞってはいつも 忘れている 人のおもい間違ったこと 分かっているのにかえら

初夏 – ti-ti.uu

遠く見える あの日の続きとまる時間 緑の匂い夢の途中で 落ちる空変わるものだと 分かっているから恥じらいなども すべて包んであの景色が 戻していくの風に千切れた

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