ti-ti.uu
ゆびさき – ti-ti.uu
指先で消しつづけた
変わらない かすむ空を
笑い合う物語は
つまらないことばかりさ
隠しあう光の数
写しあう二人の影
あの夜に鍵をかけて
いつまでも 終わらないでと
僕は聞いた 流れ 揺れる
君は泣いた 夢の中で
指先で
確かめた
指先で消しつづけた
変わらない かすむ空を
笑い合う物語は
つまらないことばかりさ
隠しあう光の数
写しあう二人の影
あの夜に鍵をかけて
いつまでも 終わらないでと
僕は聞いた 流れ 揺れる
君は泣いた 夢の中で
指先で
確かめた
交差する街と夕暮れの部屋で五月雨の色を探しては迷い込む 今に終わらない夜に見過ごした昨日バラ色の匂いすくいあげて数えても見えないさよならと消えた揺れるいつも同じ
この先に見えた夢隠した 遠くまで手をかざす 不意の色静かに 時を待つ淡い景色 僅かな跡いつの間にか 忘れていった壊れそうなリズムの上溢れ出して すべてを知った部
誰も掴めない 秘密の先冷めた眼差し 君にあげるこの場所まで 辿り着いた移り変わる 無防備な声誰も知らない ふたりのこと譲れないもの 闇を超えて最初からここにはい
失くしたいこと 捨てていく思考戻らないもの 見えないふりしてもずっと知っている 記憶なぞってはいつも 忘れている 人のおもい間違ったこと 分かっているのにかえら
遠く見える あの日の続きとまる時間 緑の匂い夢の途中で 落ちる空変わるものだと 分かっているから恥じらいなども すべて包んであの景色が 戻していくの風に千切れた