THE RiCECOOKERS
最後のあした – THE RiCECOOKERS
地平線を巻き込んで
砂埃上げて走る
鳥ならとっくに
飛ぶことをあきらめたようだ
静かにその時を待っている
最後の夜が
もうすぐ明ける
何もなかったかのように
おまえを乗っけて
どこまで行けば
何もかも忘れられるだろう?
ガソリンも残りわずか
燃え尽きるには丁度いい
世界はとっくに
泣くことをあきらめたようだ
この日が来るのを待っていた
最後のあしたが
晴れるかなんて
もうどうでもいいだろう
おまえを乗っけて
どこまで行けば
何もかも許されるだろう?
まるで覚めない夢を
見ているかのように
行き着く先は…
最後の夜明けが
追いつく前に
願いが一つ叶うなら
おまえとこのまま
朝日を待たずに
星とともに消えよう