Hello,Butterfly Pussy Oh,BabyYou’er my old friend僕のこと 憶えてるかな幼い僕らの堕落さえ 産声の力強さで Hello,Butterfly Pussy 少しだけ懐かしいふりして 照れ笑う変わってしまった僕のことたしなめて泣いておくれ 大人になってく君のそばで卑猥なことだって たくさん覚えたよあの頃みたいに笑えないってもう気付いてたんだよ Butterfly
帆をあげた 船が過ぎたならまたどこか 少し踊ろう砂の上を転げて 崩れて夜を待って 熱を冷まして 白い手に 手を重ねながらねぇ、どこか 遠くへ行こう目の輝き 砂をまとったら夜沿いに さぁ 面舵をとって 月の光りを捕まえて ゆっくりと雲間に滑り出す 青い海を渡ろう すべてを呑み込んでいこうそこから全てが 始まるなら青い海を渡ろう 誰も知らない夜の名を月の西へと 帆をむけて 夏の面影に捕われて 目の醒める速さで
髪をとかす君のそばに 寝返りをうつ完璧な朝迷い子の猫さえ 見惚れる 緩めた時計と 窓の雫 困り果てた顔で君が ため息をひとつ聞かせてくれたらよく出来たまつ毛の風も 花の蜜のような 草むらのような ああ未来型の梯子を登るもつれた脚も軽く雲の上 追い掛けたら 離れて 振り向いたり窓の外は偶然 朝の空素敵な熱を出して 小声で話す夢でまた繰り返して ひとりで踊る よく笑う君の肩に 朝の雫ひとつ滑れば嘘つきの僕の指
眠るまで話をしよう 少しだけ遅い朝を待つあいだあたたかな雨の奥で 答えがもしも霧の中でも 目をとじて 幾つ憶えたことを 放り投げて 眠るまで話していよう すべての言葉に意味などなくてもささやかなふたりごとに また始めから魔法をかけて 目をとじて映る 悲しいことを 並べ換えてあたらしい話に紡いで あなたに見せたくて、嬉しくて 雨の匂いが嫌だわ あなたを見失って悲しい気持ちになるから答えなどなくていいわ どれ
君が照れるから つられて恥ずかしくなったその夏の影のかたちを 忘れたくないと思った この静かな日の 雲がほどけてまた あたらしい季節は 二人を乗せる君の髪も 少し伸びたね 昼を過ぎた 坂を上り 君とこの道を歩きながら少し遠くへ来れたねどこかの家の庭先、レモンの花が咲いていた それで 君が笑うから つられて可笑しくなった 窓に跳ねた水が 雲を照らせばまた あたらしい季節は 二人を乗せる君は少し、太ったかしら 同
日向に淡い 薄化粧が綺麗でしょう薫る 風も昼はあざみの窓飾り忘れたのは 花の帰り道 雨上がり薄雲 露草の踊る坂道手をふれば遠く 風になびく影に照れ隠しまたねと、またねと、 あなたに淡い 恋の夢儚いでしょう 花の衣擦れ素足に雨も うわの空 窓の外は光る、風の、音 移り気な夏の 昼下がりの魔法に堕ちた雨上がり 薄雲 空から見下ろしているわ手をふれば遠く 風になびく影に照れ隠し花は帰り道、 またあした逢いに来
窓の明りを 盗むまねごと二人はまるで微笑むように息をとめて歩いて そっとふり返るもうすぐ誰かの呼び声で 目醒めるとしても なだめるような 嘘吹くような 愛の歌を うたいながら 夜更けの風と 屋根灯りの中でいつまでも笑いつづけているから覚えてあげて 忘れないであげて真夜中に 虹のかかる頃も 外はきっと 少し寒くて二人はまた 眠たそうに時計を止めて歩いて 溶け出す脚で泳ぐ銀の魚を追い掛ける、最後の二人 なだめ
水遊び 艶やか とても綺麗な夢の終わりに新しい言葉で 五月の雨を 告げてまわろう ひとしずく 連らなる 夜更けの屋根を眺め飽きて疲れたら ここに来て 同じ夢ばかりを思い出そう 名前まで失くした 二人だけの新しい朝光の中で 出逢うのに あふれだす 幸せの会いたかった、優しかった 記憶に怯えて 畏(こわ)いのは 手のひら それでも 雨を告げてまわろうほら ごらん、あたらしい この二人の国に陽が昇る あふれだす