THE LILAC

夜の盗飛行 – THE LILAC

見えなくなりかけた凶弾の行く先は
ひとりぼっちになった月に住んでいるウサギのふもと

砂流の防空壕 飛び出した心の声
誰もたどり着かないこの世界の果て 捨てたふたつの星

深海の底の底 涙は先端を撃つ
生きてることはとても素晴らしいなと思ったのは昨日

ドキドキが夜に目を覚ます 時代が変わりかけた夜だ
さぁ行こう 悲しい歌は僕らもう聞きあきた

夜の盗飛行 衝動を盗みに行く
十分悲しんだ ほどよく楽しんだ そんなもんだろう
夜の盗飛行 僕の好きだった歌を
聞いた時はちょっとだけ僕のこと 思い出してくれよ

もう夕暮れになって 月が向かってくるから
心臓に希望を突き刺して 涙をポケットにしまった

ドキドキが夜に暴れだす 時代は変わっちまったんだ
さぁ行こう 悲しい歌は僕らもう聞きあきた

夜の盗飛行 衝動を盗みに行く
十分悲しんだ ほどよく楽しんだ そんなもんだろう
夜の盗飛行 僕の好きだった歌を
聞いた時はちょっとだけ僕のこと 思い出してくれよ

涙のあとには何があるのかなんて 僕らは知っている

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さびた鍵を投げた 夜の影に沈む音に耳を澄まし 僕等は泣いた君の声は強く 胸をしめつけたよ夜の湖には 永遠の断片痛みを隠した冬の空 凍る月明かり何もかも濡らしてく

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