さびた鍵を投げた 夜の影に沈む
音に耳を澄まし 僕等は泣いた
君の声は強く 胸をしめつけたよ
夜の湖には 永遠の断片
痛みを隠した冬の空 凍る月明かり
何もかも濡らしてく どしゃ降りの雨
笑ったならお別れだ
さよなら恋人 夢と傷跡
胸に刻んで 僕は行く
いつか時が過ぎて 何か忘れそうなら
僕を思い出せよ どんな時でも
同じ思い出には きっと冬の風が
今も吹いているよ 君だけのために
むらさき色の夜を越えて 白い朝を越えて
数え切れぬ時間のなか 笑った人よ
涙流した人よ
さよなら恋人 夢と傷跡
胸に刻んで 僕は行く
さよなら恋人 君の幸せ
空に願って 僕は行く
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