加速していくスピードで 誰も知らない世界へ
いつだって 代えの利く 夢や幻想に 踊らされ
平成の ビル風と 今日もまた 鳴いている
南東からの 鳥たちも 不安定に 明日を描き
いつからか 失していた 嘘みたいに 笑えなくなった
いつかはきっと 本当の空を 君と 飛んでみたいって
憧れだって 諦めたくないだけだって わかっちゃいるけど
どうやら背中の羽根が急かすから フラッと行ってくるよ
加速していくスピードで 誰も知らない世界へ
両手を広げる街が 囁く声を 道標にしていたんだ
「だから、怖くなんてなかったよ。」
今までだってギリギリでいただけなんだ もういいんだ
締め付けるんだ 壊れそうなんだ
だからもう 今日をここに置いてくよ
偽りのない空の無限でさえ もう僕を癒せはしないよ
どうやら背中の羽根は真っすぐに 君に会いたいみたいだ
加速していくスピードで 誰も知らない世界へ
両手を広げる街が 囁く声を 道標にして
この空を裏切って 誰も知らない世界へ
どこまでも続く闇を この身に纏い 落ちていくよ
「そうさ、今すぐに。」
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