The Floor

  • 群青について – The Floor

    時計は置いてきたから朝か夜か曖昧な空模様いつからここにいるのか分からないけど気にもならない 遠く見える水平線の先飛び越えて笑ってみせよう 手を振って見送った駅のホームも溢れ落ちてシミついた帰り道も缶コーヒー飲み干して見上げた満月も色褪せない 群青について 遠く見える水平線はまだ曖昧でぼやけているけど 暗闇でも光っていた一輪の花も思いがけず吐き出してついた嘘も凍えながら意味もなく歩いた商店街も忘れは…

  • 雨夜の月 – The Floor

    ひらりひらりと揺らいでいる 愛をそそのかしたスカートハッと気づけば堕ちている 君の夜の底へ愛をください 愛をください本気じゃないのわかっている 夜に煙る 月明かりの君を連れて 攫いたいや全て 全て 嘘じゃないと君は微笑んだ巡り巡る 喜怒哀楽いつか いつか 遠くへ行こう雨夜の月を見に ふわりふわりと遊んでいる 君が翻したスカートパッと薔薇は開いていく 夜は繰り返し過ぎていく何度も後悔して 何度も後悔…

  • Candy – The Floor

    いつもの約束も 甘い夢の中 曖昧なまま指切り ギリギリ渡れた踏切 甘い香りネオンの灯 ランデブー 繋いだ手の意味なんてさ わからないでしょうね 街中 適当な運命 迷走しながらから騒ぎあっちこっちで愛を振り撒いて忙しい いつもの約束も いつか忘れちゃうね淡い泡のようなもんさキャンディ転がして 溶けて消えるまで甘い甘い夢の中へ 上空 8km 赤い風船が漂ってる ただ酔っている冗談みたいにショーダウン …

  • ナイトフォール – The Floor

    また明日ねと手を振ってる 君と夕焼け空 君と笑っていた放課後の夢 今でもたまに見ては笑ってる一夏を過ぎた思い出たちは 歌を歌った子供のよう「わがままなのはお互い様さ」だなんて思っていた自分が悲しいや何度すれ違えば気が済むだろう何度だって許してくれた いつしか忘れていた 初めて鳴らした僕らの音当たり前に慣れてしまう 本当に大事なものは君だってこと くだらない愛なんてものの所為にしては優しさの海に溺れ…

  • 砂の山 – The Floor

    目を塞いでいるいつも見慣れないことばかりで手を繋いでいる日々とはぐれないようにねえ本当のことなんてあなたにとってそんなに大切なの?溢れる声が僕を笑い飛ばす いつだって繰り返す今だって裏返る流行り廃りも探り合い 騙し合いさだけど見ていたいんだ君を夢の中で 当たり前のように変わる想いは破り捨てて裸足のまま走り回る子供のように日を隠した指の隙間から見つけた後ろ姿眺めていることをやめて砂の山を駆け登ってゆ…

  • To Be Continued – The Floor

    素晴らしい人間になりたかった 現実は強敵で足竦んでいる何をやったって弱気な僕も モブじゃないはずさ名前もあるし逃げたら負けみたいな風潮の中走っていけ スピンオフのストーリー誰だって主役になれる世界 真っさらなキャンバスに描いていく 切り開いていけ To Be Continued続いていくこんな僕だって立ち向かって 立ち向かって自分の中の敵を撃つんだどんだけ逃げたって負けてはいないさ世界の果てからま…

  • I Dont Know – The Floor

    I Don’t Know本当は知らないんだI Can’t Stopずっと止まれないんだ もう何度も積み重ねた思い出もいつの間にか混ざり合い冷めきった温度ねえどうして届かないふりをしていたの?頭の中複雑に絡んだコード 今くだらない最終回擦り切れて見れない笑えない僕は終わらないおまじないかけて一人泣いていた 声にならない声が回る話したいことが消える I Don’t …

  • Shadow – The Floor

    足早に過ぎる日々が簡単に取り残していく右も左も分からぬまま立ち竦んでいた 間違いを恐れて正解を求めて迷いながらでも進んでみるそんなもんだろう 忍び寄る影背後に纏わりついて離れない足音が怖くなって振り返りたくても鳴り響いた鐘の音が気付かせ続けてくれるから未来はここにある譲れない 傷ついたとしても さよならは空の彼方両手には少しばかりの愛と毒を握りしめて歩いていくんだ 思い出していたのは腐らせた夜のこ…

  • 緑風 – The Floor

    止め処ない波に呑まれ 揺られながらも息をしていた胸の音だけの檻の中で 踊り続ける 歩いていたい 単純なステップで君とああ 咲いていたはずの花びら 散ってしまいそうな小さな綻びで激しく騒つく心が嫌いだ降り積もる悲しみ溶かしながら 踊ってるのさ DANCE DANCE DANCE未だ僕らアンバランスUP SIDE DOWN宇宙の片隅でもういっそ狂ってしまいそうな程に さあDANCE DANCE DAN…

  • Through The Night – The Floor

    終わらない真っ白な川の中をいつものようにお決まりの合図出して泳ぎ回る滲む黒い文字 嗚呼 また始まった 小さい炎がゆらゆら揺れている群がる虫のように集った顔無き旅人がそっと火を焚べる 燃え広がれ さあ踊れよ輪になってThrough the nightThrough the nightでも本当は逃げたいんだつまらない つまらないからそっと連れ出してよ 本当の音を声の無い世界 新しい世界へ意味なんていら…

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