the equal lights

Alche(mist) – the equal lights

笑い方を忘れた時に 泣き方を忘れた時に
それでも涙は零れた

どうしても眠れぬ夜は 優しい過去に甘えたよ
すると何故だろう少し暖かいな 寒いな

全てが君のものだよ
「知らないもの」「失ったもの」
未来という箱の中で君を待つルールなんだ

君だけに 全てが君に選ばれる為だけに
其処にあって 息を止めて
呼吸を始めるその瞬間を待っている

愛し方が分からないまま 愛されたなんてもう分からないまま
遠くへ来たんだね 僕らは

突き放されてわかるんだ 突き放し傷付けたこと
愛という曖昧な微熱と 孤独の冷たさを見つけた

孤独はいつも君が想う人よりもずっとそばで
心を守っていた ぬくもりを忘れぬように

君だけに 誰かが君に選ばれる為だけに
何処かに居て 知らぬ顔で
その目に照らされる時をじっと待っているから
膝を抱えたままで

笑いあった日 泣きあった日 大切な夢を重ねあった日
騙しあった日 崩れ去った日 偶然が全て連れて去っていく

繰り返すことが恐くなって あてもなく夜を彷徨った
世界に浮遊する漂流者 あわよくば旅する冒険者

日々 繰り返す為の今 理想 歩き出す為の今
恐くて悩んで震えた足で 迷えばいい それでいい
中心はいつも君だ

君だけに どんな悲しみさえ君の為だけに
涙拭いて見上げた流星 瞬間の命 燃やし 告げた
いっそ消えたい孤独な朝も立ち上がる勇気は君の為だけに
旅立つんだ 空っぽだって
歩き出す僕らにちょうどいいや

比べないで どうでもいいよ
君という無二の生き物だ
逃避行も立派な一歩
ただ光が見える場所へ

行かなくちゃ 明日へ

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