朝日を浴びて
時間をかけて
パンを一切れ
口運んで
今日もまた1人
明日もまた1人
長い長い旅
もう疲れた
過ぎ去る日々に置き去りにされてく
奏でる音に耳を預ける
例えば君にうるむ瞳の理由は
もう分からないでしょう?
忘れられない事が溢れて
あなたの名前さえ思い出せない
残り少ない時に溺れて
幸せとは何か思い出せない
ただ一つあなたの事
夜が来るまで
鼻歌聴いて
あなたの声で
目を覚まして
今日もまた1人
明日もまた1人
長い長い旅
もう疲れた
日を増すごとに薄れてゆく意識
記憶の音に耳を預ける
例えば君に懐かしい思い出は
もう届かないでしょう?
思い出せない事が溢れて
自分が誰かさえ思い出せない
数える程の命の時を
悲しむことすらも感じられない
ハルシオンの音が聞こえるから まだ
なんとなくでいい記憶の底に居たい
忘れられない事が溢れて
あなたの名前さえ思い出せない
残り少ない時に溺れて
幸せとは何か思い出せない
目に見えるものさえ分からない
命の目的を思い出せない
さよならさえも思い出せない
命の終わりすら感じられない
オブリビオンの世界の先へ
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