水道水で麦茶をつくるのにも彼女はもう慣れて
「勝手に飲んでいいよ。」なんて僕にほほ笑みかけてくる
台所に立ってなにかおいしいご飯をつくりながら
つつじと坂道の街をあなたは化粧もせずに歩くくせに
心に厚化粧をしてビル街そしてネオン街を歩いていましたね
女の子「こんな所にいたんじゃ…」
男の子「違うだろ!!!」
女の子「…わたしが選んだの。」
ここは君の街 東京
少し咳き込んだ彼女が服用してる赤い錠剤
惣菜コーナーの2割引の時間を待ち望んで保存してた心
ところでもう8年も前の心 所々に散りばめたほころび
火照ったほっぺた太陽のようにキラリ光る
知らず知らず風邪をひいたみたい
野菜は腐っちゃったみたい
いまだにきみはおこちゃまみたい
いまだにぼくらおこちゃまみたい
ここは君の街 東京
ここは僕らの街 東京
いつだって肩をすくめてしまうなら心臓を見せ合えばいいんです
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