THEラブ人間

東京 – THEラブ人間

水道水で麦茶をつくるのにも彼女はもう慣れて
「勝手に飲んでいいよ。」なんて僕にほほ笑みかけてくる
台所に立ってなにかおいしいご飯をつくりながら

つつじと坂道の街をあなたは化粧もせずに歩くくせに
心に厚化粧をしてビル街そしてネオン街を歩いていましたね

女の子「こんな所にいたんじゃ…」
男の子「違うだろ!!!」
女の子「…わたしが選んだの。」

ここは君の街 東京

少し咳き込んだ彼女が服用してる赤い錠剤
惣菜コーナーの2割引の時間を待ち望んで保存してた心
ところでもう8年も前の心 所々に散りばめたほころび
火照ったほっぺた太陽のようにキラリ光る

知らず知らず風邪をひいたみたい
野菜は腐っちゃったみたい
いまだにきみはおこちゃまみたい
いまだにぼくらおこちゃまみたい

ここは君の街 東京
ここは僕らの街 東京

いつだって肩をすくめてしまうなら心臓を見せ合えばいいんです

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若者たちの夕暮れ – THEラブ人間

若さはいつも残酷に時間をすり減らしていくピアノの音で歌ってたこどもの頃を思い出せからっぽの旧校舎潰していく黒い鉄球なにも俺たちにはできないくちびるから血が窓の外

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かたちのない花を育てるふたり同棲時代は音もなくはじまるのそれは読みやすい小説みたいにあっけなく終わっていくそれは特急列車の窓の外の風景きのうきみの女と寝たよきの

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家を出たのはもう夕方ごろ八百屋もパチンコ屋もオレンジ色マヌケそうな警察官 大きなあくびぼくは三軒茶屋に行くために切符を買ったぼくは行く先を知っているんだぼくは目

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故郷への列車に夕暮れと飛び乗りふがいない男は帰る財布には20円改札を飛び越え風来坊は歩くなんてゆーかシラけちまうぜ財布には20円ただいま!母さん元気かい?父ちゃ

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午前七時まできみとぼくの部屋で話したねぼくのi Pod の中の名曲をたくさん聴いてキャンプの残りにもらったお酒をちゃんぽんして呑んで泡盛のブルーの光水道水で割っ

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わかってくれない – THEラブ人間

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悪党になれたなら – THEラブ人間

女を酔わせて朝まで安ホテル黒いカラスがゴミ箱を漁っているなあ、いっそ俺のことも食い散らかしてくれないか?新宿三丁目 深夜一時のブルースぎりぎり屋根のついているボ

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