快楽ジェットバスに浸った奴をぶっ飛ばす為のタイムマシーン
あぁはなるまいと誓っていた過去の自分が乗って来た気がしたんだ
ブレブレ幹の根 節操ねえ まるでそれ泥の船
見えない夕暮れ なんとなく抱いた
酔っ払って愛したって思い出せない頬のチークや目元の赤ライン
謝って確かだったのは割れたピーナッツと残り1/3の赤ワイン
敢え無く床に広がった湿った色褪せたライトグレーのジャケット
頭ん中軽く蝕んだ黄ばんだ36度4分の末路
届かない遠吠え しょうもねえ間抜け手の鳴る方へ
聞こえない君の声 なんとなく吐いた
酔っ払って愛し合って思いがけない程の心臓の痛みが朝方に
抗って確かだったのは割れたピーナッツと残り1/3の赤ワイン
なんとなく買って半端なく頭痛を助長させる缶コーヒー
カウントなく訪れ甲斐性ない俺の休日を終わらす背徳心
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this is – teto 完成しても喜べないジグゾーパズルなんかもう捨ててさぁさぁさぁさぁ迎えにいこう窮地で吊るされた自分をXYZで始まる時系列があったって構わないから全てかき混ぜてスム
新しい風 – teto 地味なワンピース売っ払って派手なユニフォームつっかぶって飴玉の詰まった脳味噌がカラフルに今弾け飛んだ1.2.3.4.5 感が織り成すファンタスティックが俺を包ん
utopia – teto 永遠に続くはずのあの街の恋やゲーセンは終えて残ったのは一本のカビ臭いブルージーンズ世に屈服、割腹いいあんちゃんは今日も何だかメディアに3回転半踊らされ目が回って
9月になること – teto いらなくなったあの首振り固定の扇風機買わなくなった安っぽい甘ったるいアイスキャンディー8月になれば全て蘇る気がしたんだ 何もかもあたかも元通りになって忘れたい筈
teen age – teto 図書館を越えて横道を抜けてそびえ立った大木が僕に覆い被ったときにいつか並んで自販機で買ったレモネードの味を思い出した渡す筈の11桁や泣かす筈の寸劇や笑い声や電車
My I My – teto 「曖昧な愛なんて必要ない会えないぶんだけ辛い賭けじゃない?」関係ない要らないなら頂戴、そんな愛ダサいプライドこそ必要ないあんなに「楽しい」「悲しい」を忘れて呑気
暖かい都会から – teto 蝶々結びで締めた思い出をそっと遠くについて開いたら果汁100パーセントの鮮度で蘇った 昔の私夢が夢のままで終わらないように目覚まし時計をかけていた何時何時明日が
あのトワイライト – teto あのトワイライトが僕を何度も何度も何度も蘇らせてた濾したアイスコーヒー 閉じたヘルマンヘッセ重い腰あげて洗濯干して東南口に迎えに行かなくては気付いたら夕方さ 気
忘れた – teto 60分15000円と書かれた右手の看板と左手の薬指には安っぽく光る指輪俺はそんな彼に何故だか憧れを抱いた「歩けど歩けど歩かねばならぬ」との歌を思い出した副業であ
市の商人たち – teto 目の前に広がりゆくダイヤの成る木住民たちの木 市の商人たちは伐採する馬鹿馬鹿しい小銭にもならない非売品売れもしない情 市の商人たちは見放していく運ばれてきた汗と
洗脳教育 – teto 始業開始の合図のベルが鳴る「君ら一斉に同じ方角へ向き目立たぬよう、歩幅を合わせ、思考回路を止め、休まず走れ」無意識に修正された習性首切りされ幽閉ほら、どうせまた
ルサンチマン – teto 一人目は守銭奴の商売人 養分になる奴だけを吸い上げる二人目はPTA会長の娘 ズレないように生きないと気が済まない三、四人目は滑稽な自称表現者とそれに群がる思考停
高層ビルと人工衛星 – teto she see sea 甘い音に乗ってshe see sea 苦い実含んでshe see sea 風に吹かれて泣いてshe see sea 今更わかって わかっ
散々愛燦燦 – teto 黄緑色の街の隅っこで弄り返されるヴァイブレーション駐車場で群れをなしてる野良猫達はそう一匹だけで生きている顔をして一匹だけを愛する顔をして軽自動車に映った顔を見
手 – teto 文字通り道草食ったサルビア ぺんぺん草全然無駄じゃなかったと気づいた今更気儘な田舎の下校中やその途中貰ったアイスチャイム早く鳴れと願って いつの間に終わってゆく
マーブルケイブの中へ – teto あぁ2回目に読み終えた「車輪の下」を置きヨレたTシャツを脱ぎ、一目散に走り出したあぁ朝食のベーコンエッグ、食べる間も無く走り出した家を守った君への おはようのご
拝啓 – teto いつの間に右に左、西に東、瞬く間に一人当たり障りの無い言葉選びに飽きた日々いつの間に耳に忍び、脳内に腐り犯し始めるTV檻に囚われたポニーの様にいよいよ世に迷子な