Tani Yuuki

  • 運命 – Tani Yuuki

    幸せ、不幸せ重ねて測って徐々に皺合わせ夢は人任せ 笑って、飾って混ざっては嵩んで燻っていた羽根御空に委ねて ありきたりな感想擦り切れた感情空になった心が指し示す活路 大事なのは環境?類い稀な発想?才能てなんでしょう? きっと運命、いや偶然?とか不明瞭じゃなく日々変わって、闘って抗っていたいもうわかってるんだろ? 誰も知らないんだよ物語の結末を 歓声も罵声も糧とした横、縦、重なって定めとした「先が見…

  • 多面態 – Tani Yuuki

    纏わり付いて離れないものの正体は分かれ道、反対へ行った僕でしょうか?夜が来たって光が絶えない世界でさなんだってまぁ、誰彼と闇を抱えてる 人目、声、全部気になって俯いてる僕は凡人で透明な手が足引っ張ってやめてくれ、もうわかったって 正面だけを照らしたって物影ばかり肥大化して境界が有耶無耶になって気づかないだけ ほったらかした理想や面影はここにはいない戻りはしないでも後悔してなどいない すれ違うきっと…

  • Cheers – Tani Yuuki

    乾杯しようさぁ、肩に乗った荷物は一旦置いておいてさ同じものは2つとないんだ全ての出会いに乾杯を 琥珀色の月塞いだ口溢れ出す感情に泳ぎ慣れた街灯る光に賑わうは人だかり 夢現の星灰色の森滲み出す感傷に喉の渇き重たい目に空腹の三拍子 最低な聖者の行進待っていた停滞した秒針再現した正解をひとくち今、限界を合図に 乾杯しようさぁ、肩に乗った荷物は一旦置いておいてさすり減らした笑顔も今日は僕らが全て取り返す番…

  • 最後の魔法 – Tani Yuuki

    相変わらずみたいだねもうどうだっていいけどなぞるのは何回目だっけ?もう覚えてないけど 髪型や輪郭や抱き合った時の高低差いつだって 今だってそこにいるのにいたはずなのに 思い出せないんだもう思い出せないんだ輝いていたあの日々を初めての夜の温もりも 思い出せないんだもう思い出せないんだこれが最後のありがとう思い出せない人 魔法みたいだったね呪文は忘れたけどなんでもできる気がしたんだっけもう使えやしない…

  • Life goes on – Tani Yuuki

    あぁ、もう颯爽と過ぎる雑踏の中を逆行する感情相反するカウント膨張する願望は空想みたいな事ばかりだ嘘みたいな物語さ ダンボール箱を壇上に揺れるサウンドから反響飛び交った罵倒繰り返す葛藤は悪党に化けた僕の姿ヒーローにもなれた僕の背中 Another way.もしもね、なんてわからねぇ数多繰り返してI’m not afraid.まさかねNo matter what.Life gose on.…

  • 何も考えたくないです – Tani Yuuki

    何も考えたくないです何も考えたくないです頭の中が絡まってあべこべまたから回って 人と関わりたくないです心を見られたくないです期待なんてしたくないです失望をされたくないです なるべく そつなく そのままで生きてるだけじゃ生き辛くてしょうがなく 情もなく やりすごす吸い込むだけじゃ息が辛いね 誰かになりたくて誰にもなれなくて剥がれ落ちた仮面の下剥き出しの僕は今 誰かに伝えたくて誰かに届けたくて心の中焦…

  • ワンダーランド – Tani Yuuki

    僕ら何回だって弧を描いてまたぐワンダーランドの境界線どこまで? いつまで?繰り返していこうさぁ、日常の果てまで 目覚ましもかけないで明日を委ねた身を任せた寝ぼけ眼の午前3時 いつもより寝覚めが良い二度寝はお休み9時半過ぎテレビに向かって食べるブランチ 痛いほど出会うでしょ悲しみや不安に苦い答えに飲まれないように 僕ら何回だって弧を描いてまたぐワンダーランドの境界線言葉で仕草で塗り重ねていくバターみ…

  • 燦々たるや – Tani Yuuki

    惨憺たる世界だな僕を変えてしまったのは世界を救った超人じゃなく目があっただけの君でした 惨憺たる世界だが守りたいもんがいっぱいできた明日の朝目覚める理由とか家に帰る意味だとか 両の手を精一杯に広げてぎりぎり届く距離は平和の犠牲にしないようにちゃんと、救世主になれるように 世界が君を放したのなら必ずすぐ掴まえてやるさ僕を信じてくれるのなら叫んで、そう、メーデー 君の人生の半分と僕の人生の半分を等価交…

  • 夢喰 – Tani Yuuki

    「お前の番だ」耳をついた誰の声だ?眠れないな煌って見えた、あの後ろ姿は息を切らした、いつかの僕だ 抑えても、塞いでも、消えない音五月蝿いんだよ悩んでも、迷っても妄想、全部喰らってゆけ 巡る100万回の後悔を超えた先で掴んだ招待状だから100万分の一切も悔やんでなんかないんだよ掛かる100万倍の重力を全霊で明日へ投げつけろ仮に100万歳になってなお、僕に夢を見たいと思うんだよ 「散ってった声がごまん…

  • もう一度 – Tani Yuuki

    ねぇ、いつになれば君に会えるの?ねぇ、いつになれば世界は戻るの? あとどれくらい続いてくのだろう?とても暗い足元の日々よごめん、辛い。目に見えぬ恐怖に心砕かれて諦めてしまいそう 手を取り合いもう一度共に夜明けを迎えよう終わりの無い不安も戻りはしない時間も抱きしめて進むから 手を取り合いもう一度共に願いを叶えよう孤独に耐えた日々も誰かのための一歩あの日の笑顔に会いに行こう ねぇ、知ってるよ先が見えて…

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