化粧してない 君にも慣れた
土曜の正午 くたびれた部屋だ
手抜きなのは 僕も同じか
でもなんか寂しいや
“これを見てよ”と 手招きする君
去年ふたりで行った旅行の動画
沖縄の風 はしゃぐ君 綺麗に巻かれた髪
取り戻したい あの頃の 輝きをもう一度
髪を巻いてる 後ろ姿に
早くと急かして 自分勝手だった僕だ
“巻いた髪なら乱れても綺麗”
そう君は笑ったっけ
もっと素直に褒めていたら 今
あの楽し気な 背中を待ってたの?
愛の言葉は 贈っても貰っても増えるもの
取り戻したい あの頃の 輝きをもう一度
沖縄の風 はしゃぐ君 綺麗に巻かれた髪
取り戻したい あの頃の 輝きをもう一度
“化粧してない 君も好きだけど
久しぶりにさ 一緒にお洒落して
出かけてみないかい?”
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僕に似合わないと 決めつけてた君が選んでくれた 赤いスニーカー少し照れるけれど 嫌な気分じゃない足音も景色も なんとなく変わった気がした知らぬ間に積み上げた 壁
全部 消したつもりだった一枚残った君の写真削除ボタン押そうとして見なけりゃいいかって ごまかした次の角を曲がったら君とばったり出くわして終わった恋が もう一度な
土砂降り やんで嘘のようなレインボー公園のワンちゃんはシッポを追いかけ楽しそうへこみ気味だったモチベーションなんかふっと上がった幸せはきっと単純だぐるりぐるり
月の明かり カーテンの揺らぎ君の消えそうな 寝息を見守る頬をそっと 伝う雫握ったその手に 探すぬくもりもう少しだけ そばに そばに そばになんとなく僕ら 遥か昔
5年ぶりに帰った 実家の居間 ただいま白髪増えた父さん 不機嫌な顔して 新聞読んでいる大学も行かずに ギター弾いて食べるとかたくなだった僕はオチコボレと呼ばれ家
“久しぶり 元気にしてたかな?”お互い少しやつれてしまったけど二年ぶり一緒に見上げる桜はやけに綺麗だ会えなかった家族に会って来たよ次はどんな予定を入れようか?“
おかえりなさい 何年ぶりかのこの椅子の座りごこち お変わりないですか寝ぐせをよく つけてたあなたがスーツ着こなしてて 驚きました私がこの家にやって来た時幼いあな
「じゃあ 私は先に出てるから、ちゃんと彼に その気持ちを伝えるんだよ」二人残して 喫茶店を出た本当は私の方が先に 彼を好きだったでも誰にも言ってないし すぐ冷め
もう一生 空なんか見なくて良いほど見上げていたんだ悔しい気持ちで溢れた涙こぼさないように三度目の挑戦も失敗だったと指差されたって何一つ無駄なんかなかったのだと僕
二人揃った休日は どこへ行こうか迷っちゃうねとなり座って 雑誌 開いて それだけでなんか楽しくて初めて降りた駅は もう 外国に来た気分さ地図に頼って なのに迷っ
「私が良いよって言うまで、こっちを振り向かないでね」シャワー浴び終えた君の声は 少し照れたようで最初会った時は 自信に満ちたような君が裸になった途端に ただの女
みんな楽しんでる? Yeah!それぞれ日々 忙しいだろうけど今夜くらいは 難しく考えないでさ一緒に歌おう Wow…ずっと ずっと 今日を忘れないようにねみんな楽
不器用な伝え方で ごめんね電話ごし 君は不機嫌そうだ忙しい共働き 思いやる気持ちはホコリをかぶってたんだどうして 忘れちゃうのかな一番 大切な気持ちを写真を辿っ
「あなたの笑顔になりたい」君が僕にくれた 愛の言葉今日も忙しくなりそうだけど僕も誰かの笑顔のために頑張ってみるよ降り止まない雨に強くした 車のワイパー日々の辛い
フロントガラス越しの見慣れた街並みを見とけって見送る君が言うごめんって言えてないことが 浮かんでくるけどいつも通りの空気を 感じたくてやめた空の青さ忘れるような
夏の祭りの しおれたポスター町の掲示板に貼られてるのに気づいた近所のこどもが 浴衣姿でカラコロ 嬉しそうにあぁ そういえば君も青い水玉の浴衣 似合っていたな君と
吹きつける 世間の波風いつもより肌寒いのはきっと心が 風邪をひいてるんでしょううわべばかりを 重ね着しないで内側から 温めよう本音 吐き出して 少しは楽だよ処方
君の声が聴きたくて零時過ぎ かけた電話髪を乾かす鏡に映る僕は くたびれてて心配かけないように慣れない仕事の愚痴笑い話にしたけど君は多分 気づいてていつもより 優
空から舞い落ちる 真っ白な雪をあなたも気づいて 見上げているかな鼻の上まであげた 少し長いマフラー同じ仕草をする誰かに あなたを重ねてしまうあなたに逢いたい 今
僕らを運ぶ 夢そうさ 今日がきっと 輝く未来(あす)への 一歩だ部屋の窓に 朝日がこっそりと昨日の涙を 慰めに来たのかギュッと握る 手のひらの中で消えぬ悔しさは