sumika

アルル – sumika

ゆらゆら夢の中で
届きそうな光の欠片
掴もうとして目が覚めて
眠い目で見上げた低い空

なにより大事なもの
笑われた 昨日の記憶
そういう場所で負けるもんかと
今日もまた意地を張っていく

足早に動く現実に
焦りも不安もそりゃあるけど
無力と微力の違い お守りにして
笑われていても気にしないよ

おはよう また
今日から信じて歩くからいいよ
靴紐結んだ両手を
信じたら雑音は消えるよ

これから また
馬鹿だなって言われても気にしないよ
寝て起きて繰り返し毎日
目掛けていくよ
今日は今日の光

ただただ歩いていた
道のりにも意味があった
路地裏の犬 誰かの花
ベランダの洗濯物

彷徨って儚く飛ばされ
困る人が確かにいること
想像したのなら容易く分かるから
笑う側にはいたくないな
ないな

比べだしたらさ
キリなく凹むよ
弱く儚く 揺れている
光でも育てていく

おはよう また
今日から信じて歩くからいいよ
描いた理想のペースと違くても
ドヤ顔で風切ろう

未来はまだまだまだまだ
分かりやしないよ
寝て起きて繰り返し毎日
目掛けていくよ
今日は今日の
明日は明日の
僕の光

灯した光

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