SuiseiNoboAz

Sweet Destruction – SuiseiNoboAz

中古のバンを手に入れて
どっかいなくなろうぜ
朝には心を決めて
夜のことは知らないぜ
海から吹きこむ強風が
君の腕をへし折るぜ
太陽が君の目玉をえぐり出すぜ

クールクール!

シンボルマーク決めようぜ
でかい布にして掲げようぜ
やつらの絶望は
笑っちゃうほどありふれてるぜ
呼びもしないのに真実が
いずれすべてを暴き出すぜ
ボサッとしてるとみんなくたばるぜ

僕らは14歳だった
掛け値なしの荒野を目指した
むせかえるほど 大気は
甘く甘く君を誘った
世界にとどめを刺すのは
俺のストラトに決まっているぜ
わけを話すのも今は面倒くさいぜ

僕らは14歳だった
掛け値なしの荒野を目指した
誰もが夢見た 例の
美しいくたばりをキメるぜ
俺たちにとどめを刺すのは
俺たちのほかありえねーぜ
わけを話すのも今は面倒くさいぜ

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ubik – SuiseiNoboAz

九月の雑踏でガムを噛んでいる夏がまだ遊歩道でくすぶっている誰もが14歳でビーチサンダルで誰もまだ知らないものを探している夜の屋上でそれを見ている青があの人をふち

rockn roll – SuiseiNoboAz

アカシア 風が吹いたら降らせた甘い雨菓子パン 書き終えたまま忘れた絵葉書みたいああ、いつかちぎれて意味をなくしたそういう言葉はなんだっけ夕暮れ 目を覚ましたらあ

elephant you – SuiseiNoboAz

新宿区へ向かう道の途中でぶっ倒れたまま朝になった街道 夏草のにおい白線の果てのオシャカんなったビーチサンダルを捨てた起き抜けのビルの群れはいつか飲み干せなかった

I.O.U. – SuiseiNoboAz

バイクに乗りたい板金先生暴風落雷常磐線逆走ラーメン食べたい沖縄行きたい暴言爆音常磐線逆走I owe you nothing.バイクに乗りたい四弦切れた暴風落雷常

T.D.B.B. PIRATES LANGUAGE – SuiseiNoboAz

素早く改札を抜ける一匹の俺は修羅である。頭んなか渦巻いてるポエム。腹がへっている。南南西の風はやたらに強く、俺はいつにもましてスピードが早い。俺の中で俺だけに通

Baseball Song – SuiseiNoboAz

でたらめな雨が上がったらこの空じゃすぐに渇くさうそぶいた君の声を蝉の声がかき消した新世界に行かないでよ虎が出るかもしれないしね僕ら飲みもの欲張ったから炭酸 なく

mizuiro – SuiseiNoboAz

見失えない目の裏のアドバルーンの影緑っぽい水色の始発電車の窓耳鳴りが聞こえている狂った露光度で見えるものだけ見えるものだけが見える閉じた傘で遊ぶ12月の子供たち

HELL – SuiseiNoboAz

例えば今すぐに昼になったとしてなにもかも些細なことと思えたとして花は咲きつづき 空にはミサイルが飛ぶなぜひとりとしてまともな奴がいねえんだ?ゴーストレイトトゥヘ

tokimekinishisu – SuiseiNoboAz

青のバックふくらんでチルアウトしちゃいそう屋根の上 橙の青のバックふくらんでおかしくなりそう空を見るのが仕事だった青のバックふくらんであほらしくなって屋根の上 

No road, No surf. – SuiseiNoboAz

飲み捨てた瓶のこと冬の寒さも子どもの頃のあだ名も忘れてすり抜ける傘の下街は海底のよう借りてきただけの与太話って感じだカルトスターのケツを追いかけ回す君の悲しみは

adbird – SuiseiNoboAz

雨上がりの街に傘を忘れた子供のように道しるべも別れの言葉も僕らはひとつ残らず捨てたまぶたの裏の赤咲くべきでない花のよう追いかけたアドバルーンの陰僕らは同じ耳鳴り

kamakura – SuiseiNoboAz

雨の日の窓際の色のぬけた紫陽花のわやになったかたつむりの悲しいうずの雫の海が見える気がする日の濡れたにおいの坂道の曲がりそこねたガードレールのすべてに青く君の名

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