sora tob sakana
ありふれた群青 – sora tob sakana
頬を刺す冷たい風
季節はとっくに変わってるのに
どこに行っても何をしてても離れない
呪文みたいに
これが恋かは分からないまま
しまい込んでいたドキドキが
眠れない夜に 天井の隅っこで育っていく
行き先を忘れた街の中に
あなたの欠片を見つけたら
不思議な力で世界は騒ぎ出す
早く気づいて
駅のホーム 慌ただしく
行き交う人波 流されていく
どこに行っても 何をしててもそれなりに
続く毎日
恋というには曖昧すぎて
しまい込んでいた
自分でも気づかなかった
わがままや狡さを抱えてる
移り変わる季節 その早さに
あなたの言葉を重ねたら
不思議な力で私は駆け出せる
声を聞かせて
いつからか止まっていた私の時間が
もう一度動き出した
ねえ、本当はどこにいても
あなたの姿を探してる
魔法はいらない 今なら言えるかな
少し怖いけど
不思議な力で世界は何度でも
走り出してく