どんなに強く強く抱きしめても
消えてしまう夢のように
あてなく長い長い階段降りれば
もう引き返せないから
ありがとうなんて
言うつもりもないし
いま君の心のありかを
ただ探してるだけ
さよならは一番最後に言うよ
だから今は聴かせて
僕たちが初めて目があった時の
止まらない痛みを
いつから君はそんなに疲れた顔して
いたのか 気がつけずに
うつろう頭で
君を抱きたくなる
ぶれてゆく綺麗な輪郭を
ただ追いかけるだけ
重なった指から滑るように消えた
二人映した石も
輝きを失う事はないだろう
どんな夜が来ても
静かに流れてく
別れの意味も知らずに
さよならは一番最後に言うよ
だから今は聴かせて
僕たちが初めて目があった時の
止まらない痛みを
終わらない痛みを
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