飛行機雲は 垂直に空をふたつに分けて通り過ぎた 記憶を甦らせてくれる ジグゾーパズルのように壊れたままの想い出を襟元を 正すように 順に並べてみる 虫カゴ すべり台 待ちぼうけ夜空の天の川 麦わら帽子 TAKE IT EASY! TAKE IT EASY! シャララ ラララ シャラララ君に宛てて
夢見たものは 手に入れられたかい… 明るい月に照らされて 気が付けばひとり取り残されたと 感じることがあった 藍色の空 汚れたガードレール足元の地面に 露が降りた 歳を重ねるごとに 増して行く誤ちの 罪と罰を引き受けられるだろうか 心の中の友達よ 君らしく生きてるかい灯りがともりだす夕暮れに また会おう 僕は この場所で 暮らしているよまた共にギターを鳴らそう 夢見たものは 現在も同じだろう…? 年老いた猫 ぬくもりを求めてあたたかい陽
線路沿いに咲く 名も知れない花になって 風に吹かれたい 格子戸を抜けて 走り廻る風になって 花びらを舞わせたい 明日の行方など怖がらないままの花になりたい つむじ風になりたい 広げたノートの白いページで今日も取り返しのつかない過ちをひとつ犯して あてがわれた場所で芽を吹いてるホチキスで止められたぼくの笑顔はどう見ても 許されない リボンで結ばれた包みの中で行き場のない今日が揺れ動くけど 何時かまた雨が降り地面は固まると胸
背よりも高い向日葵に囲まれながら 夏は過ぎて 小さな陽に焼けた足であき缶蹴飛ばし 願いかける 影が伸び 空が赤く染まる泣き虫の弟は ぼくの背中で眠る 父からもらった 陽に焼けた大きなグローブに少しずつぼくの 左手が追いついて行くのがわかる 昨日の少年は 今ここで君を幸せにするために 唄う 道路を挟む銀杏の樹に身体をあずけて 冬を止めて 手先に染み込む北風に追いかけられて 夢を語る 風が吹き 頬が赤く染まる大切な友達は ぼくと共に歩く