SHISHAMO

私の夜明け – SHISHAMO

今夜もいつもの帰り道
この公園も この泣きたい気持ちも
いつもと同じで嫌になるなぁ
私、間違っていないはずなのに

今日もやっぱり傷ついた
生きることは傷つくこと
誰かの心無い言葉で
毎日ちょっとずつ傷を増やしてゆく

君にも あの子にも あいつにも あの人にも
私の涙なんて見えないでしょう

なんて理不尽な世界で 私生きてるんだろう
なんて息苦しい世界で 私生きてるんだろう
ああ、ちっぽけだな ちっぽけだな

もっと上手になりたいな
大切にしたりされたりとか
戦うことも逃げることも
上手じゃないから後悔するんだろうな

不真面目になれない自分が憎らしかったり
正しくあることが弱さに思えたり

「なんで私ばかり」心のどこかでいつも思ってる
それでも人は言う 「辛いのはあなただけじゃない」
そんな言葉が聞きたいわけじゃない
分かってるくせにな

誰にも気づいてなんか貰えないから
今日も一人でちょっとだけ泣くんだよ
辛いって言葉、いつから言えなくなったんだろう
いつから言っちゃいけなくなったんだろう

なんてことのない一言に傷ついて
その上その傷は自分にしか見えないもんだから
辛いよなぁ、泣けちゃうよなぁ

泣き明かした目に太陽が痛かったり
大切な誰かを思い出して涙が出たり
夜中眠れなくて一人ぼっちな気分になったり
それでも朝は来る
息をして、時々笑う
ああ、まだ歩ける 歩いていける

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