赤く 赤く 焼きつけてく
この想いをあなたの手で抱きしめていて
まどろむ午後の窓辺に咲く花は
いとしい人の帰りを待っている
指の隙間 流れ落ちる水が
避けるように 目を逸らすほど
赤く 赤く 焼きつけてく
この想いよ 絶え間なく舞い上がれ
たとえ明日が 見えなくても
信じている あなたとなら 奇跡の糸を
衰えていく陽射しに手を翳し
まだ色褪せぬ真紅の河を見た
誰のために 渇きを癒すの
迷わずに 引き寄せるから
赤く 赤く 焼きつけてく
この想いは あなたへの愛だから
頬を伝う ぬくもりさえ
時の悪戯 失くさないで 奇跡の糸を
瑠璃の砂 絹の風 遥かな大地で
その瞳 映す景色(え)の全て受け止めたい
赤く 赤く 焼きつけてく
この想いよ 絶え間なく舞い上がれ
忘れないで あなたとなら
めぐりあえる 胸の奥の糸をたどって
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