三角形のてっペんで 遠いティンパニ鳴らす彼女
セピアの天井に高く夢の響きととのえて
君のリズムに笛を吹く僕には見える信じている
僕のメロディー駆け上がる その上に君がいる
赤い花を床に置いて胸おさえて
やっとひとつ笑った
繋いでいた手をほどいて登っていく
まだ暗い君の場所
ふいに吐息ひとつ 震えてる指
背中を向けたまま僕は見てる
三角形のてっペんで遠くティンパニ君のリズム
揺れる僕たちの心をまっすぐに支えてる
ハ長調の明るい音僕にくれた
大切な君のこと
ライトの影さざめいてる人々へと
今僕は届けたい
カーテンに隠れて子供のように
おびえる君を僕だけが知っている
三角形のてっペんで今君は腕休めながら
僕の奏でるオーボエの響き聴き分けているね
音符の中に迷っても君には分かる信じている
僕のメロディー駆け上がる その上に君の音
オーケストラのてっペんで遠いティンパニ鳴らす彼女
小さな君の指し示すリズム僕を導くよ
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