あのね、海岸線 憶えてる?はじまりはそこから猫被って黙ったまま海を眺めていたんだ 君のうなじに見つけたアルビノ白く透き通った窓のようある日の欠伸と綺麗な横顔 ふたりで見上げたアルミ格子の吹き抜けとすじ雲休日の眠たそうな君におはよう 瞼を閉じたままで理由なんかは無くていいよカーテンの隙間から差し込んだ朝が 眩しすぎて瞑った瞳 そのまま眠りに落ちて夢現 微かに聞こえる寝息さえも愛しくて 儚いね 忘れたくない事
とっくのとうに死んでしまった夢だと思い込み ただ逃げ出した殺したのは自分自身じゃないか 真っ暗な中沈んでしまった心を取り戻す為走り出せ 幾らでも何度だって間違ったっていいよ 止まったままの時間で泣いたから分かったんでしょ?崩れ落ちそうな時は迎えに行くよ 僕が 雷に打たれたみたいだ僕が僕を助けなくちゃダメなの冒険は好きだよ ララル鼻唄混じりで生きていけないか ずっと スーツを着たら背筋が伸びるあの感覚20歳
手を繋いだのは君の方からちょっと慣れた素振りになんか悔しくなったなもっと不器用なとこを見てみたかったの君の過去がチラついてしまうよ 焦ってたんだ柄にもなく着飾ってみたり 傷ついてみたりふわふわ飛んで逃げていきそうでその手を離したら終わっちゃいそうでさ もう心配性 気が狂いそういっそこのままふたりだけの世界を生きてたいよそしたらきっと 更なる一歩ずっと見ていたいよ 君の全部を 果てしない今日からの日々を過
蛍光灯に照らされた 長いまつ毛僕も夢の中へ 連れていって髪の毛がふわり 鼻をくすぐってかゆい耳元で君がスヤスヤ 眠れない 瞬きのはずが寝てしまっていたのか長い間 君と夢の中で過ごしていてこちらの世界に 迷い込んでしまったそんな感覚にフワフワフワしているよ 思い出せないけれど幸せだったような気がしてる 例えば遠い昔君と月に住んでた なんて夢でもね思い出せば見上げた月が愛しく思えたりする ねぇ。現実は僕が思う
日曜日の朝は食パンを焼いた匂いで起きるの寝惚けたままの瞳でそれが我が家の決まりです いつも仕事が忙しいみたいで子供なりにも遠慮したりして贅沢が出来た訳じゃないけどなるべく笑っててくれたよね 「今度の休日どっか行こっか」 晴れの日あなたと海に誘われて助手席でラジオ聞いたりして口遊んだカントリーロードは未だに頭に沁み付いてて 照れ屋で不器用 褒めるのは苦手だけどいつでも味方でいてくれたやりたい事があるなら最後
照れるとすぐおどけて 笑ってみせたり君の仕草は嘘がつけない必死に隠そうとしてみても分かってしまうよ 嬉しい事があると 鼻歌歌って悲しい時も平気な振りして笑ったりするから余計心配だよ 君は 喧嘩しても次の日には忘れたように振舞っていただけで違ったのも気づいてたよ少しずつ離れていた距離にも カラビナからひとつ 鍵が消えただけ家のポストに返す時もそこの角から曲がって来るような気がしてた 君との下らない やりとり
夕暮れが闇に染まってしまいそうで何故だか急に不安になってきた誰かの冷たい視線に怯えながらギターを掻き鳴らした日々も ガラクタの山に見えるかも知れないがこれには夢が詰まっているんだ別に理解はしなくてもいいけれど馬鹿にだけはしないでくれ 師走の街に焦る僕を無視して通り過ぎる冬の風まるで嘲笑うように世界は輝きを増していた 昨夜の闇が溶けるくらいの微睡み不安も溶かして行くあてもなく彷徨い歩く 迷ってる暇はないも
嗚呼、平成乱世から今日は少し離れて画面じゃなくて自分を見つめてみようかなそこに本当の僕がきっと待ってる できなかった事は大体 先延ばしにしていた事だったりあの時やっておけばなんて もう後の祭りだったり今しかないを今やっておかなきゃな 後悔する前に 明日はオレンジの風が吹くカーテンの向こう側 新しい朝に希望を感じてる君もそうかな? 周りの表情や態度なんか 一々気にせんでいいからマイペースでもっと 自分なり
来週どっか行こうかなんて寂しそうに君が言うからいっそそのまま逃げてしまいたいとかね大人になんかなりたくないよ 世界征服を企んだり秘密基地に立てこもったり明日の事さえ見えてなかったのにね子供のままで大人になりたかった だんだん寒さが遠退いて橙色が風に揺れたキラキラしている水面を眺めながらもう少しだけ 馬鹿みたいな嘘みたいな日々だったなって思えるんだ 思い出づくりなんかしなくても良いくらいの毎日だった 夜になっ
『あの観覧車に乗った2人は別れちゃうんだってそういう運命なんだって』 僕らはもう意地になってただけなのかもしれないねいつか来るはずの終わりを先延ばしにしてるだけのような 飽きるほどに喧嘩したねきっかけはほとんどもう今では思い出せなくなったよなんだか少し切なくなるなぁ ごめんな 誰かと“お幸せに”だなんて僕は言えないよ何気ない日々の さりげない愛を見逃していた僕は 君が見えていなかったよ どうやらもう君はこ
空のコンタクトケースが今も洗面所でポツリ君の帰りを待ってるようお前も置いていかれたのか どこで間違ってしまった?思い当たる節は山ほど君と出会ったあの日までを遡って苦しくなる うさぎのテールみたいなピアス外して眠る君はもう居ないよ下着姿の真っ白い天使が僕の横から消えた朝 今夜の月は明るくてまあるい最後の夜を あぁ思い出すなぁあの時君はどうして泣いたの未だに分からぬまま 答えは出ぬまま 「寒い夜が続きますが君
月明かりに照らされた街いつしか世界は寝静まって星の見える川沿いの道に口笛を響かせた夜 やがて僕は遥か彼方に光る小さな点になって雲に隠されて見えなくなるそんな風に思うようになった 居ても居なくても良いと言われている気がして震えながら生きていました白い息止めてみた 明日の予定もないままぼんやり天井を見つめたソファーにカラダを預けてだらしなく生きる僕を許して 何もかもが上手く行かない不安が僕を押し込めてもいずれ
眠たい目を擦りながら不安を走らせた午前1時前はもっとうるさかった車内に今では沈黙が鳴り響く アクセルを踏む力がどうしても強くなってしまうよ弱気な事を悟られぬように不安は口にはしなかったよな サービスエリアでコーヒー買ってもう少しあと少しだって騙し騙し なるべく最低な結末は考えないようにしていたのさこのままできっと大丈夫と言い聞かせて 行き先も分からない真っ暗な道を行く標識なんか何処にもない高速道路をひたす
踏切 足踏み焦りが 苛立ちへと 歪み合い 傷つけ不安に駆られたって 僕らは旅をする 迷いながらこのままナビは要らないさ濃霧の中走った夜も無駄なんかじゃないよね 落ち葉を割る音季節は急行列車の様に停まらずいつでも僕らを運んで行くよこのまま もうすぐトンネルの闇の中を抜けた先は明るいはずくたびれた顔ですら 素敵だと笑える日々まで 僕らは旅をする 迷いながら戸惑いながらも進む決められたリズムにダイヤを乱されぬよう
新聞配達の少年は朝日に向けて走り出した昨日見た夢に怯えながら 明け方の良くある光景を無意識のうちに弱気だった自分と重ねて余計に怖くなった 見上げた空に母親の顔が重ねる 『あんまり無理しすぎて身体を壊さないように』と手を振った君のなんだか少し寂しそうな顔を夢に見る度に涙を堪えた朝 やる事があるのは分かってる一番の敵はテレビゲーム腐りきった僕にのしかかる論理 聞いたような使い回しの知ったようなクチでダメ出しか期
今世界がどうなっているのか明日世界がどうなっていくのかそんなこと考えたことあるかい? 自分のことで精一杯なのそう言っていつだって僕らは後ろめたさを感じながらも周りのことに関与しないのさ 地球の裏では水不足が隣の国では排気ガスがそれを囲む海では汚染物質が 1秒に4人が生まれて2人が死んでいく世の中で果てしない生と死のループが終わりを告げるまで きっと繊細で臆病な僕は生命の輪からはみ出さぬ様にいつでも神経を尖
右も左も先も見えない恐怖に怯えて過ごしていたら歯車のような人生に麻痺してしまっている僕がいた 時計の針をただ見つめている模型の中での生活はもう溜息ばかりで息をして冷めきった日々に痺れを切らしてる いずれ夢は叶うのかそんな不安に駆られてしょうもないよな 周りの声に殺されて僕は夢を見失う亡霊になり腐ってしまいそうだ「言いたいやつらには勝手に言わせておけばいいさ」お前の言葉で僕は今日も生きてる 久しぶりに会った