SARAH

FADE IN… – SARAH

さざめく空気が頬に風をもたらして
わずか世の中が動く音が聴こえてる
暗闇の中に一つ微かに揺れてる
遠い灯りが見えてる
遠くに見えてる

ねえいつの日か目覚める時が来るなら教えて
もう疲れ果てたわ白いため息微かに

全てを失えれば自由に近づけると知っている
喧噪を避けながら冷えた螺旋階段
座って泣いている

消し去ること消え去ることいつか考えても
目を開けた次の世界で「自分」はどうする?
届かぬ幸せに向かい走り続けるだけ
そんな虚しい時の中で人は生きてる

ねえいつの間に目覚める意味を失くすか教えて
もう恐くはないわくすんだ空を眺めて

自由を手に入れると全てを欲しくなると理解ってる
幻想を捨てられず凍る螺旋階段
昇って震えてる

悩み抜いて出した答えなんていつも同じで
仕方ないかわからないかどうしようもないか
ならばいっそ全てのこと素直に受けとめて
明け方まで踊りましょう生きてくために

消し去ること消え去ることいつか考えても
目を開けた次の世界も「自分」は残る
いつかきっと辿り着ける苦しみのない楽園(パラダイス)
そんな悲しい夢を信じ人は生きてる

さざめく空気が頬に風をもたらして
わずか世の中が動く音が聴こえてる
暗闇の中に一つ微かに揺れてる
遠い灯りが見えてる
遠くに見えてる

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