Sano ibuki

スイマー – Sano ibuki

思い出したのは あの夢だった
旅立つ頃の淡い日々のことだった
蒼く水色に染まった世界で
深く遠い場所にいるみたいだった

燈のような 覚悟がポケットから
逃げ回って 眩しい太陽になった
帰ってこないと 諦めて揺られた
僕のこともまだ照らしていた

繰り返す自問自答の果てに
見えなくなっていく
あんなに明るく照らしていた
僕のスポットライト

致死率100%の海を越えてゆけ
果てのない恐怖が 足跡消してしまうけど
攻撃を受ける覚悟で 奥まで進んでゆけ
敗北の日々も迎えにゆくよ
そこで僕が涙流すことになったとしても
それでいい

夜に囲まれた 迷子を照らしていた
理想の星が 輝く方へ向かった
気づいていたんだ 剥がれ落ちかけた
欲望という名の印だってことなんか

いつか必ず 辿り巡り会えるはずだよ
自分自身を信じなきゃ
何も信じれない

導く100%が0に変わっても
沈みゆく意識の中で ただ光を追うんだよ
食いしばった耳鳴りの微か奥に潜んだ
真実の行方を探しに行くよ

波に委ね、流された
僕の鼓動の行き先と運命
0分の0に呪われた可能性に意味などないのさ
定めを千切れ 裏切って

致死率100%の海を越えてゆけ
無限の分かれ道から選び抜いた一つの証明
笑えないさ 戻らないあの夢の光に
照らされゆく道を今進んでるんだ

致死率100%の海を越えてゆけ
その先になにがあるかまだ誰も知らないけど
靄がかった道筋に高鳴る鼓動のまま
果ての先で 僕が待っている
その道で僕が涙流すことになったとしても
胸に宿る覚悟の光が 舞い昇る

人気の新着歌詞

魔法 – Sano ibuki

空に風船が飛んで行く何気に見惚れた 時間が止まったかのようだ簡単なことが どうしてだろう言えない 伝え方もわからない僕も止まってる生きているから 嘘もつく優しい

sentimental – Sano ibuki

揺れたカーテンの向こう側へ意味のレールからずれ出した繰り返しの日々へ落書きの続きは鉛筆に閉まったままで雲の行き先ばっかなんか気になって見つめてた不意に吹いた 風

finlay – Sano ibuki

流星は身体の中に仕舞い込んで帰り道探すと共に迷子になっている怖がりな心は なにも変わらないそのまま可愛そうとか理由つけた 寂しい理由を幾らでも使えた魔法なんだか

シオン – Sano ibuki

点っていく 街路樹の下光へ飛んだ 舞ってはしゃいだ外れて仕舞えば 呑み込まれた失ってしまった 影しか見えなかった影に落ちた あの子は溶けて闇に沈んだ あの時泣い

moonlight – Sano ibuki

夜の月に照らされてる猫にこんにちは でもなんかそっけなくて横断歩道 赤色の向こう側僕を急かすんだ早く行かないとって夜の散歩道 独りで体操座りまるで世界がループし

春霞 – Sano ibuki

心地いい風が吹いた 春の匂いがした平気な顔してみたけどあんまり上手じゃなかったみたいそれぞれにこれからの日々が待ち構えているから隣を歩いてる人の未来まで願ってい

おまじない – Sano ibuki

この手から光が月を忘れた夜に消えていく指先に微かに残る想いも届けばいいなと隠した不揃いの気持ち 抱えて滲む目の前に温もりを一つ願った空に上がった 僕らの痛みをさ

沙旅商 – Sano ibuki

全て零のような国 砂の雨生死の境に吹かれる 名声ふらり楽になって 空に向かった彼らに手を振って 心の羅針のゆくまま赤く燃える太陽 無情のお頭そこで伸びる影が迎う

Kompas – Sano ibuki

遊ぼうよ この指とまれ無人の教室 掴んでくれた飛び出した 廊下は照らされ宝石のように 光っていた雨上がり 虹を追いかけた鬼役のあいつ 悔しがっていた別れ際 重ね

革命的閃光弾 – Sano ibuki

暗がりの中 空に上がった刹那の光に急かされ 足を絶望の道へ 踏み出した忘れたくない声を胸に仕舞い込んだペンダント 揺れていたああ騒がしいパレードいつかのお別れの

いとし仔のワルツ – Sano ibuki

世界が声を失くした ひとりだけ息を吸って それを吐いて呼吸のリズム ひとつだけ望んだ景色の中にいるのに眠れないのはどうしてなんだろう安心すれば恐くなるよ終わりを

梟 – Sano ibuki

顔出した 明日が手伸ばしに 僕を誘った阿呆ヅラして八方見ていたら 気づけなかった違和感も怠惰と一緒くたに 誤魔化したんだ好きなものが好きだったから 期待をしたの

マリアロード – Sano ibuki

あなたに出会うまで僕は怖さを知らなかったそばにいるだけで嬉しくて涙が出るんだ悲しみさえも愛しさとなるような奇跡で満ちていた神様 どうか お願いだから知らない言葉

滅亡と砂時計 – Sano ibuki

光の失せた瞳に色が馴染み滲んだのは過去の果て背に架せた重さに何故か生きる意味も価値も貰っていたこの砂漠の海に漂い見えぬ遥か先も舞うのは礫あなたのいない 夜は長く

スピリット – Sano ibuki

さよならをくれた 思い出ににわか雨が匂いを残したまま通り過ぎていく水面(みなも)に揺れる 駅のベンチで晴れ間を待っていた錆びた踏み切りと飛行機雲はあの日のままで

Argonaut – Sano ibuki

初めて知った温もりの名も「知らない」まま逐いかけた 背中空は炎のように燃えていた宛先不明の寂しさと孤独 教えてくれたもう聴こえないその足音 待っている何もないは

決戦前夜 – Sano ibuki

始まりの合図が聞こえた 瞼の向こう側でおはよう 目を開けてほら世界が回り出す 決戦の地へと 行こうなんにもない景色で何かを探し始めた答えも知らないまま下手な歩幅

WORLD PARADE – Sano ibuki

音のない夜が 目を覚ます前に君のこと 見つけられるのかな流れ星の騒めきくらいの背中に目眩がした遠くではためく旗がまるで雨の後の虹みたいだな枯れた街 破れかけフィ

いつか – Sano ibuki

時計の針と落ち葉を攫(さら)った風世界が刻々と色を失くしていくあの日のまま 君が笑っていた幻が窓の外 生きているみたいだった埃かぶった アルバムの中君の面影が蘇

emerald city – Sano ibuki

裏返した世界 煌めいた街、摩天楼物語は動き出す閉じた扉に描いた見飽きた知らない僕の夢光り輝くビルの隙間で一人困ったふりしている隠れて濡らした袖の数を壊れた秒針に

Back to top button