眠れない夜は いつも聞こえるの
秒針の先が優しく振れる音
夜の薄明かり 照らされる部屋に
色が混ざり合うような 吐息が漏れた
何年たっても ずっと変わらないもの
なんてないのだと 突然に知ったの
交わした言葉も この手の温度も
今日はいつの日か 思い出になる
駆け抜けて行く 春の風が
置いてかれないように後を追いかけた
いつか僕らは大人になるから
消えないよう 忘れないように
ほら ゆびきりしよう
窓の奥光る 無数の星の灯
過ごしてきた日々 重ねて数えた
交わした言葉も この手の温度も
今日はいつの日か 思い出になる
駆け抜けて行く春の風は
優しく僕らを すり抜けて消えてゆく
いつか僕らが大人になっても
消えないよう 忘れないように
ほら ゆびきりしよう
駆け抜けて行く 春の風が
置いてかれないように 後を追いかけた
いつか僕らは大人になるから
消えないよう 忘れないように
ほら ほら
遠ざかってく 春の季節
僕らの全てを 抱きしめて また巡る
いつか僕らがまた出会うその日に
消えないよう 忘れないように
ほら ゆびきりしよう
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