Roomania

三日月になれたら – Roomania

ゆらめく灯りが窓の奥
ひとつふたつ灯り出す
見慣れた空は遥か遠く
思い馳せて歩みを止めるの

まだ見ぬ地平の向こう
凛と広がるざわめきの波
ときめく胸おさえながら
切れそうな三日月探して

瞳に映した遠い月の欠片
射し込む光の筋焼き付けて
輝く彼方の空を夢見る
また紡ぎ出すその時を待ったまま

ある朝目覚めて思い出す
君と夜空見上げたこと
随分会わなくなったけど
あの日のことを覚えているのかな

ちぐはぐな記憶の旅行
しんと静まる薄明かりの月
さざめく思いの波に
言いかけた気持ちを残して

夜空に探したあの日の三日月
織りなす気持ちの先見つめて
気取ったあの日の影を重ねる
また歩き出すときのための合図の歌

瞳に映した遠い月の欠片
射し込む光の筋焼き付けて
揺らいだ気持ちも風に消えてく
頼りなくも光るあの月のようになれたなら

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ハロー&グッドバイ – Roomania

昨日のことなんて忘れてしまえたらいいのに消えない日々の色現実的なのはしらじらしい雨模様知らない感情も受け止めるよそれでいいんでしょまだまだ遊び足りなくって自転車

魔法 – Roomania

誰もが君のこと思って生きてるのに笑ってよ、ちょっとくらい笑顔は素敵なほうがいいでしょやっぱりぴかぴかしてる君の言葉たちがうんざりした灰色の空切り裂いて晴れ間が見

ガーデニア – Roomania

同じことにすぐ泣いたり笑ったりして迷わせてるのは頭の中のことでなかなか堕ちていかない生真面目なプライド古い眼鏡で前すら見えないまま少し苦いコーヒーを飲み干して扉

スノウドロップ – Roomania

醒めたての淡い色の夢の中に紛れてた白く染まった初雪の街扉を押す浅い波込み上げてるさみしさは憂鬱な朝不意に芽を出す強い風が吹いた冬の匂いがした壁の落書きに似たあの

雨に唄えば – Roomania

雨に好かれたこの街で風のようにゆるやかに君の声が聴こえてる雨の中響いてる吹き抜ける風みたく鼻唄が聴こえたらそれが君の合図さきらめきだす街の青嗚呼 夢の中で君が笑

ミケネコ – Roomania

窓の外飛び出して真っ白な気分 忘れ物は無かったはずだけどすましているそぶりの見慣れない朝 春の風に吹かれる交差点よけながら 転びながら 答えはまだ見つからない素

夏空 – Roomania

夏空を飛び越えたい 見えなくても、もっと向こういつの間にか雨はやんでたずぶ濡れの期待 さよならは まだ早い知ってるふりで、君を知らない踏切を渡る もうすぐ海が見

黄色い午後 – Roomania

プレゼント探す 午後に 困り顔は似合わなかった帰り道 遠回りは、気まぐれに慣れてない気持ち のまま 潜り抜けていくアーケード太陽が 空に溶けて、夕暮れに変わる私

惑星 – Roomania

足りないものが溢れた 涙と一緒に どうかしているよ、今も君をまた思い出したり 忙しない今日に 置いていかれたりしてるもっと上手に 泣いてたら もっと上手に 救っ

白いマフラー – Roomania

冬の匂いが季節のドアをノックして街は新しい服で嬉しそうに窓の向こうはおとぎ話の中のよう群れをなす幸せは今も静かにおどけてるそわそわ漣めいて溢れる声醒めるつもりも

風に吹かれて – Roomania

涙混じりの雨が 上がったなら行こう大袈裟に描いてる夏の魔法潮風に身を任せて やけに高鳴る鼓動駆ける超高速で地平の果て風に吹かれて雲の流れを見てた 夏の気配を感じ

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近頃彼女は 素敵な服着てるどうしたらあんな風になれるのかな、って今頃あいつは 気取った曲聴いてる届けた想いは、報われないまま知らない気持ち 抱きしめながら潮風あ

春風 – Roomania

遠くへ旅に出る 君にも届くかな木漏れ日こぼれるような 優しい季節何にも知らないで 約束できたらな花びら舞い散るような 儚い季節君は少し笑って またねと言って 見

カーテンコール – Roomania

遥かな長い道はまだ続いているいつか咲き誇るときを待っている雨の中も風の中も手を繋いで滲んでた昨日の話の続きが この先も書き足されて何気ない毎日がこの先も続いてい

夜明け前 – Roomania

さよならはうそつき ありふれた期待に彷徨ったままで 気取って待っていたっけ完璧な答えで乾いてく景色を仕方がないなって、笑ってたって君はやっぱり素敵!意味はない合

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