Roomania

  • 夜明け前 – Roomania

    さよならはうそつき ありふれた期待に彷徨ったままで 気取って待っていたっけ 完璧な答えで乾いてく景色を仕方がないなって、笑ってたって 君はやっぱり素敵!意味はない合図で連れてくはかなく光る愛の向こう ふたりは駆け出すいまさら戻れないなんて、知ってるこのまま忘れたふりを重ねて遠い宇宙の果てで 太陽系を見せて 深く息を吸って燃やした青い火を思い出しそうな予感に、ちょっと、揺らいで もう少し離れて ほん…

  • カーテンコール – Roomania

    遥かな長い道はまだ続いているいつか咲き誇るときを待っている 雨の中も風の中も手を繋いで 滲んでた昨日の話の続きが この先も書き足されて何気ない毎日がこの先も続いていくなら オレンジ色の夕焼けに染まってくこの街で 僕は初めて旅立ちの意味を知る 君と空を眺めて 微かに色付く木々を抜けて 新しい歌に出逢えたらゆっくり手を振るあの日の街 ゆらゆら輝く僕の街 晴れ渡る青い夢の続きの その先が色付き始めて何気…

  • 春風 – Roomania

    遠くへ旅に出る 君にも届くかな木漏れ日こぼれるような 優しい季節 何にも知らないで 約束できたらな花びら舞い散るような 儚い季節 君は少し笑って またねと言って 見えなくなってしまういつか春風吹いて 涙乾いて 大人になる気がしている 続くよどこまでも 君にもわかるかなまどろむ真昼のような 醒めない季節 君の手につかまって 目に焼き付いて 頬を染めていたいいつか変わるかなって 呟いたって消せないもの…

  • 海と自転車 – Roomania

    近頃彼女は 素敵な服着てるどうしたらあんな風になれるのかな、って今頃あいつは 気取った曲聴いてる届けた想いは、報われないまま 知らない気持ち 抱きしめながら潮風あびた あくびが出た 夏のようだな 「君なんて嫌いさ」 自転車漕いだ強がりながら眺めていた 海がちょっと眩しいいつだって青いな さよなら言った背中が遠く揺れる ひとりの彼女は 涼しい顔してるいつかはあんな風になると、決めてみる 絡まる気持ち…

  • 風に吹かれて – Roomania

    涙混じりの雨が 上がったなら行こう大袈裟に描いてる夏の魔法 潮風に身を任せて やけに高鳴る鼓動駆ける超高速で地平の果て 風に吹かれて雲の流れを見てた 夏の気配を感じている手を伸ばせば届きそうな気がした 広く青いこの空の下 理由のないときめきは あの日に置いたまま いつもどこかで探している海岸沿いを抜けて 砂まみれのスニーカー じんわり溶けてくありふれた日々 夏の匂いに心をかき回されて 胸のざわめき…

  • 白いマフラー – Roomania

    冬の匂いが季節のドアをノックして街は新しい服で嬉しそうに窓の向こうはおとぎ話の中のよう群れをなす幸せは今も静かにおどけてる そわそわ漣めいて溢れる声醒めるつもりもない夢空 から感じる雪の気配部屋着の奥掠める 街の片隅で君と偶然出会えたからただそれだけのことで幸せは巡るよ高鳴る胸に任せていつもより少し着飾ったら震れる光の先で君に逢えるから 何故か冷たい風が今日は心地よくて弾む人々の声は白く煌めいてる…

  • 惑星 – Roomania

    足りないものが溢れた 涙と一緒に どうかしているよ、今も君をまた思い出したり 忙しない今日に 置いていかれたりしてる もっと上手に 泣いてたら もっと上手に 救ってくれたの?惑星みたいさ、わたし ひとりぼっちで、ゆらゆらゆらとどうせさ、 君はいないんだけどなぁ いないんだけどなぁ、 君はくだらない日々が 重なって輝いたことも君がどうしたら こっちを見て笑うのかも夜の終わりが ふたりだけを 包み込ん…

  • 黄色い午後 – Roomania

    プレゼント探す 午後に 困り顔は似合わなかった帰り道 遠回りは、気まぐれに慣れてない気持ち のまま 潜り抜けていくアーケード太陽が 空に溶けて、夕暮れに変わる 私だって 柔い部分を見抜いて 欲しいから 手を 伸ばしてひとつ 抱きしめられたらいいのに嬉しいことが 起こるかもなんて 子供みたいに待っている目を 細めて見えた 小さなこころはそのまま君のことだって 明日(あす)のことだって 大事にしたい遠…

  • 夏空 – Roomania

    夏空を飛び越えたい 見えなくても、もっと向こう いつの間にか雨はやんでたずぶ濡れの期待 さよならは まだ早い知ってるふりで、君を知らない踏切を渡る もうすぐ海が見えるよ つまづいた 石を蹴飛ばしたいつの日か終わる季節と 思えないから 夏空を飛び越えたい 見えなくても、もっと向こう息を吸い込み 裸足で駆けてく眩しくて手に負えない 陽射しのような心を抱えたままで 横顔だけ 感じていた 波打ち際 青い時…

  • ミケネコ – Roomania

    窓の外飛び出して真っ白な気分 忘れ物は無かったはずだけどすましているそぶりの見慣れない朝 春の風に吹かれる交差点 よけながら 転びながら 答えはまだ見つからない 素晴らしい退屈な日々を 歩きながら笑顔になるいつもと同じでしょって 言葉足らずね埋もれて少し遅い足も 隣に並んだ優しさもありきたりなことだって 思えたらいいのに ぼんやりと眺めてる坂道の先 通り雨を乾かす青い空 追い抜いて 追い越されて …

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