RIKKI+宮沢和史

巡る想い – RIKKI+宮沢和史

つめたい夜更けに渦巻く空をみている
静かな寝息をとまどう心に感じて
ためらう事 求める事
薄れてゆく記憶の中
季節を告げる南風が吹き
闇夜へと消えて行く

さよなら一つで散り散りになったけど
手を振るわたしをせつない笑顔で見送る
涙よりも 痛みよりも
高鳴る白い波の音が
打ち寄せては明ける空へ
優しく染みこんでく

流される日々の中で またいつか出会えるなら
あたたかい風の波紋に抱かれながら巡る想い

あなたとの重ねた夢 遠くから見つめている
あたたかい風の波紋に抱かれながら巡る想い

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赤い実にくちびる染めて空を見上げるこれ以上つらい日が来ませんようにと飛び石踏んだからたち野道 花ふく小道泣いたらだめよと虫の音小唄からたち野道 はるかな小道あの

朱驚―トキ― – RIKKI+宮沢和史

雪を割り咲く花が薄紅に島を染めれば長すぎた時を忘れて山は息を吹き返すこの島で夢を見てこの島で夢からさめる都会に出る船の汽笛が風にかき消されてく梅雨を彩る紫陽花夕

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