御水の盃 酔いの唄声心も沐雨のあめよ強請る想い 夜事黙視のあめ梵行など 成せず果てず雅の辺 耳旧る言葉心も沐雨のあめよ雅の辺 耳旧る言葉心も沐雨のあめよ一にも九十九の恋快百の意吹 十に劣り時の彼方
あたしは多分魚 水が無いと泳げないの 笑って水面から刺す陽光 近すぎて届かないの 笑って雨も数えたのは 粒だけアプリコも 粒喰べただけ新しい首輪 逃げないであたしはあなたの右手じゃない 涙じゃない 玩具じゃない溺れるわけないじゃない あたしが溺れるわけないじゃないあたしは多分鳥 空が無いと飛べないの 笑って雲間から刺す陽光 近すぎて届かないの
萌ゆる緑も そびえる木々も ほころぶ花も 陽の色も噎(むせ)ぶ空には描けはしない 光を知らない画家の唄my treasure to keep飛び交う蝶 向日葵の花々 再転の土生命の躍動を描き 大地の温もりを描く形の無い風を描き 唄が光が咲く奏でる弦も さえずる小鳥も 撫でる白い髪も噎ぶ夜には謡えはしない 言葉を知らない詩人の唄my treasure to keep唇の乾き 流れゆく人々 再転の土生