口紅を少し濃く刺して新しく買った靴を履いた気休めなんて言わないでまだ本気でいたいの 少し匂いが変わったとか前髪を切ったことなんかにどうして気づいてくれるの離れられないよ 気がつけば夜が長くなる会えない日々を数えているこっちを見てくれないことまた忘れている 本物にはなれないふたり本当になりたいのは私だけいつかきっと真実になるとまだ信じている 窓から刺しこむ朝日を後ろめたく感じながら腕に抱かれ眠りにつくもう止
「見渡す限り恋の色をしているね」とはにかむいつのまにかそんなことも思い出の一つになって「そんな人もいたね」なんていつか言われてしまうのか嘘だったかの様に忘れられていく 履き慣れていないパンプスで長い髪を後ろにまとめてシワのない綺麗なシャツを身に纏っている目が眩むほどの光へ僕が知らない方へ向かって歩き出してしまう君は 新しくなった日々に似合わない僕のことはもう忘れて抱きしめていた思いは独りでに暖かい風に
初めてのキスの味なんて忘れてしまったでも忘れられないキスもあってそうだよもちろんそうさ 「君がため惜しからざりし命さへながくもがなと思ひけるかな」今更かい?やはり遅いかい? こんな顔をみせるのは君の前だけに決まっているだろ普通ならこんなにも泣けないぜ 今更思い出すのは君の事に決まっているだろ命かけると言っても肝心な人はそばにいてくれない溢れる泣き言どこを探しても救われない気づいていたのに無視をしていた因
今でも会える距離を保っていたいのはまだ忘れられないほどの恋に浸ってるから今でもまだやり直せる気がしてるだって血が滲むほど愛したって壊れないから 疲れたら会いたくなる癖がいつまでも抜けなくて履歴を見返したりしている輪を掛けて首を絞める様になった今に始まった訳じゃないけれど あと何回こうやって君のこと歌えば取り戻せるだろうかまだ諦めてないよ 今でも会える距離を保っていたいのはまだ忘れられないほどの恋に浸って
茶色い髪は黒に戻った苦くて飲めないビールが飲めたあの車は売りに出した君の知らない僕に少し変わっていた 映画をひとりで感動して出しっぱなしにしたドライヤーは次の日そのまままた使うようになった「少しも寂しくないよ」 毎日を過ごす意味を失ってどれくらいたっただろうもう随分経つかなどこにいても思い出してしまうよ今ならまだ間に合う全て許してあげるから 「あの子が可愛い」とか言えば不機嫌になったことを思い出したよ 忘
伸ばしていた前髪は短かった知らないピアスを刺していたそりゃあれから随分経ったもんな 同窓会、そんな理由でも無いと会えないその目にどんな風に映るかな「何も変わってないね」って言われてしまうかな いつかまたこうやって会えることを待ち望んでいたはずなのに目の前にしたら言いたいことより涙が先に出た あの日持って帰った荷物と一緒に無くしてしまった思いを今日は少しだけ思い出したりしないかな好きだったあの笑顔と声は変
暖かくなった柔らかく差し込む太陽鬱陶しいほど綺麗な色して深く僕に突き刺さった ピンク色の景色見慣れてたはずなのに君と見た日は輝いて見えてた、もう一年たつのか 「今年も綺麗に咲いたね」「来年も一緒に見ようね」自転車はふたりを乗せてどこまでもいける気がしてたのに ヒラヒラ舞う花びら後ろに乗せた君から伝わる体温忘れられないよ日の当たるこの道もふたりのこれからもずっと続いていくんだと思い込んでたよとりとめのない
どうして今日なんだ 部屋の真ん中で向かいあってるそんな目をして僕を見ないで身支度をしたのに無駄にするのかい ひとつ歳を重ね、もらった言葉「もう終わりにしたい」だったわざわざそんな事を言いに来たのかい 気づけなかった導火線 ただ崩壊する涙腺「同じ事は繰り返しません」抱きしめながら朽ちてゆく寸前 「ねえ、なんでもするからさ」いつもそんなことしか言えないんだ成長も何もクソも無い 愛想もつかす所すらないでもまだ嫌
顔を見ればまだ終わらせられそうにないって言うなら別れる必要ないでしょ 最近なんだか冷たい今どう思っているのか確かめてみたい5月下旬、窓からの夜風と返事は冷たかった「先が見えない」「一緒にいられない」「でも会えば別れられそうにない」納得のいかない言葉を耳に詰めるしかなかった ずっと同じでいる事はこんなにも難しいのか「最後に会ってほしい」にどうして答えてくれないんだ 何もかわらない二度と戻れないこんなことな
一生恋していたいと思う君に出会ったと思い込んでいたんだ勘違い 見当違い イタい ツラい わかってない 情けないって思わないで いつか一緒になれたらいいね式はちゃんと挙げようね僕らの家族友達もみんな呼んで盛大に祝おうね子どもはやっぱ2人がいいかな僕は3人欲しいと思ってるふたりの愛の形を少しでも多く残しておきたいから ずっとそんなこと思ってたもしやちょっとイタかった?これでうまくやっていけると本気で思って
「ずっと前から好きでした」今更言ってまたやり直したい巻き戻らない思い出のテープ記憶は絡まったまま同じ所ばっか再生繰り返したところで惰性一緒になる前の楽しい感じとか忘れてしまったの? 「そんな風じゃなかった一緒になる前は」「もっと構ってくれていたよね」だってさイヤになるな 「この気持ち止まらないんだ」「だから何?」って言われてしまいそうです後悔は先に立ってくれないいつまでもそれが理解できない 「そんな風じ
もう帰ろうふたり出会った頃に手を繋ぐだけで鼓動が高鳴っていたあの頃に ふたりの写真を消す覚悟はまだない不意に見返してまた苦しくなる君はこうやって見返すこと無いんだろうなていうかすでに全部消したんだろうなできるだけ嫌な出来事を思いだそうとするもそれさえも愛おしくなってしまう何やってみてもどう過ごしてみても意味なくて結局君にまた会いたくなる いちいち頭の中を駆け巡る君に追いつけなくてほっておいたらそのうち
助手席に乗せた君の膝の上には大きな荷物交わす会話もほとんど無く眉の上だった前髪を顎の下まで伸ばす間にさ僕ら何があったんだ思いつかないな 中途半端な遠い距離を埋めてくれる830円で何度も会いにきてくれたよな ねぇ どうして連れてきてくれる日もあったのに今日は連れて行ってしまうの二度と会うことがないように荷物を持つ後ろ姿が遠く滲んでゆく二度ともうここにはこないそれを選んだはずなのに君は最後に涙を流していた
どうせならバレないようにしてほしかった本当アナタって人はバカな人だよねどうせならバカな私を演じていればよかったバレてないフリでもしとけばよかったな 気がつけばアナタに貰ったものであふれていた腕時計もネックレスもこのピアスも 大きな声を出して出ていったのは私の方なのにいつも追いかけているのも結局私の方な気がしてた今日も突き放すことはできずにキライになったなんて言えなくてまた許してしまうのか こんな日に限っ
見渡しても君の物は何もなかった綺麗に片付いた部屋は本当居心地が悪かった左耳にぶら下がったままのピアスにまた触れた唯一残った君との繋がりだった 君の物で散らかった部屋の片隅だった恐る恐る針を耳に押し付けて息を呑みこんだ驚くほど痛くなかった君とひとつになれた気がしたひとりじゃないそう思えた夜だったんだ 「一緒になれたこと何か形にしたいよね」「対になってるのは半分ことかしたいね」そう言ったからブチ抜いた穴こ
まだ明るいのにつく街灯坂の上の展望台もいつもと変わらないはずなのに道はいつもより広く見え同じ僕の左手に冷たい風がすり抜けてゆく 「週に1~2回しか会えない」って愚痴こぼしたけど月日が経てば取り返しつかないくらい積み上がってしまったよ風をいつもより強く感じるのは君のせいかな 星が降り注ぎそうな夜とかずっと手を繋いでいられたこのベンチとかいつまでもこんなに泣けてくるのならいっそのこと嫌いになれればいいのに
君のもので溢れてる部屋で今朝も目覚めて黄色い歯ブラシ みつめながら歯を磨くあぁ そうかもう全部夢じゃなかったんだ 今日はもう休んでしまおうってまた布団に入る枕にはまだ君の髪の匂いが優しかった夢ならいいのにと唱えても眠れず昼が過ぎてたひとりの時間も君のことばかりでふたりみたいだって苦笑い明日が怖いこういう弱気な所も不安にさせたんだね ふたりを繋ぐ赤い糸がちぎれてしまう音がきこえた新しい誰かに出会うための
いなくなったことをまだ受け入れられないで君とよく行った場所へ気がつけば向かう始末で海の見える公園 その先の海岸線へ靴に砂が入ろうが濡れようが構わず泣いていた 目の前の海に飛び込んで溺れて死んでしまえば罪悪感か何かで後悔させられるかな 後悔させたい君に 後悔させられる中で今は会いたい気持ちだけで生かされてるんだ「今度はあそこに行こう、こんなことしよう」って今更君の言葉に腹が立って虚しくなってる 目はずっと
今でも君のこと考えれば死にたくなるほど好きなのに何がいけなかったんだ「何もかも全て全部君のおかげでした」でも口癖にしとけばよかったのかな スキとかキライとかそんな感情だけではダメだと言われたんだもう一緒にいられないと言われたでもキライになったわけじゃないらしい ずっとずっと一緒だと思っていたのに会いたい時にはいつも会えないねって言われてしまうきっときっとこのままなんて曖昧なことじゃ中身なんてなかったん
冬の寒さに負けないように凍えぬように寄り添っていた僕らのコートは気がつけば半袖のシャツに変わっていたそしてなかなか「会いたい」が言えなくなった何がそうさせたんだ“一緒”が長くなればなるほど何故か難しくなってゆく気がした 「次会う予定を立てとかないと仕事頑張れない」って言ってくれたこと忘れていたんだ どうすればいいかわからなかったそっけない振りをしてみても意味がなかったって後から嘆くようじゃ遅くて君が何
予定より少し遅れて家に来るいつものことだから特に何も思わないでも今日はちょっと違うただ荷物をまとめるだけの日 「少し袋が小さいね」「思ってたより置いてたんだね」ってぎこちなく笑うふたり妙な空気が漂う喧嘩した日をなぜか思い出した またひとつずつ終わっていくことどうしようもないと割り切れないしまだ君を好きだってこともわかっているくせに夜中目が覚めると耳元で聞こえていた寝息はもう聞こえないこれが最後の日 手に
いつだってなかなか既読にならない未読のままのラインが不安で君が少し会いたいって言うから思わず飛び出した午後8時こらえきれずかけてしまう電話夜の高速道路耳に飛び込んでくる震えた声で「私、好きな人ができたの」 すでに泣いていた僕の頭の中は真白になって滲んでいくフロントガラス言い返す言葉ももう見つからず「最近返事が遅いのはきっと忙しいからなんだ」そう言い聞かせてたことを後悔して君に腹がたつ 「もっと思ってる