RAMJA

Fly Fly Fly – RAMJA

この向かい風を手につかんだら あの光の差す向こうがわへ

もうずいぶん歩いて来たのに ちっとも景色は変わりゃしあい
この重たい荷物のせいだ もう嫌なって座わり込んで
人々が通り過ぎてくのを 見送ってはひざをかかえて
爪を噛んで待っているの なんて本当はもうまっぴら

この高い壁なんてもう蹴り飛ばしたら

もう何度でも そう何回でも 羽を広げてばたつかせてみるの
転げ落ちても つまずいても もう今しかないって言い聞かせながら

この向かい風を手につかんだら あの光の射す向こうがわへ

ずっとずっと目をそらしていた カバンの中身を一つ一つ
怖がらずに開け放ったら 全てにありがとうを告げて
そのガラクタだらけの荷物を 一つ残らずに脱ぎ捨てたら
押しつぶされてしおれてた 背中の羽が広がってきた

もう何にも怖くはない もう一人じゃない

そう一瞬でも もう一秒でも 風をつかんだらそこはもう自由の世界
生まれたての 羽を広げ 生まれたての魂でもっと飛ぶの

すべての物を両手に抱きしめて行こう

もう何度でも そう何回でも あの光を目指して今飛ぶの
傷だらけでも 泥だらけでも 声張り上げ愛の詩歌うの
そう一瞬でも もう一秒でも 風をつかんだらそこはもう自由の世界
生まれたての 羽を広げ 生まれたての魂でもっと飛ぶの

ほら あの曇り空を突き抜け

この向かい風を手につかんだら あの光の射す向こうがわへ

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