postman

Moongaze – postman

雲を切り裂いた あの三日月は
完璧じゃないはず 満ち足りてないのに
堂々としていて満月より鋭く光って
弱虫な僕を切り裂いた

足元を見ると壊れかけの橋が揺れていて
空を見上げると真実の感情と心臓 雲の影に

嗚呼 もう消し去れ 恐怖と迷い
弱音だって音なんだよ
気付けば木霊して背中を押す
嗚呼 もう蹴散らせ 痛みと後悔
弱気だって立ち向かえよ
怖じ気付いたって前を向いてるなら
明日は来るよ
あの月のように雲を切り裂いて

何で僕を照らす街灯
夜道を歩く意味がないよ
見られて困るものなどないが
見てほしいものはひとつもない

何で僕を照らす街灯
照らすなら足元だけでいい
進むのがどうしても怖いんだ
でも後ろだけは振り返りたくはないから

嗚呼 もう消し去れ 恐怖と迷い
弱音だって音なんだよ
気付けば木霊して背中を押す

嗚呼 もう蹴散らせ 痛みと後悔
弱気だって立ち向かえば勇気の花に
水をやれるから 明日は来るよ
あの月のように雲を切り裂いて

焦りが背中を押してるなら
それは間違った選択かもしれないが
それでも君の向いた方角が
前だと信じてゆけ

嗚呼 もう消し去れ 恐怖と迷い
弱音だって音なんだよ
気付けば木霊して背中を押す
嗚呼 もう切り裂け 痛みと後悔 剣にして

臆病な昨日の君を切り裂いてしまえ
明日になればあの月のように闇を照らせるから

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