postman

  • アネモネの根 – postman

    土の中で孤独の中で根を伸ばして彷徨ってるどんな日も貴方は上を向いてる 土の中で孤独の中で手を伸ばして足宛いているどんな日も欠かさず水をやろう永遠より美しき瞬間のその為に あーもうダメだ もう止めだ もう打つ手がないって言うにゃきっと浅すぎるぜ どの花の根と比べてもこうじゃなきゃ こうしなきゃ そんなの全然ないってやっと気付いたんだ ねえいつの間にか張っていたこの根を誰が抜けると言うのでしょう真っ白…

  • ダイヤモンド – postman

    果てのない宇宙と同じ位僕等の可能性とやらももしかしたら果てしないんじゃないかって君は云うけど あとどの位悔しい思いをすれば済むんだろう時に嘆いてしまう弱音に使う時間など微塵もないのに 背負うのはナンバーだけじゃない泥と汗まみれの期待と不安群青の下 僕が主役なんだ まるで奇跡みたいで奇跡じゃないんだあの涙が一筋の光となり道を裂いたそれは勝利への第一歩に違いないまるで奇跡みたいで奇跡じゃないんだ二本の…

  • Hot Apple Tea – postman

    冷めた紅茶は渋いやあれほどまでに高まってた癖に一度冷めたらもう元には戻らぬ恋みたいだ冷めた紅茶は渋いやそれでも飲み続けてるとたまに美味しく感じるような人生も悪くはないな 流れゆく日々の中あとどれだけ君といられるか流れゆく日々の歌をここに今 これが最後の最後の言葉にするつもりなどはないけど言い残したことは1つも無いように生きているつもりさ 冷めた紅茶は渋いやでも砂糖はこれ以上入れたらナンセンス甘さ控…

  • 探海灯 – postman

    海原の大波を掻き分けて今日も行く必要なもんだけを手にしてたい それ以外はいらない 海原は大荒れで針なんてもう無意味で手元にあるのは「今」だけを映す望遠鏡 離しはしないよ この舵はもう一生飲まれやしないよ 悪天候でも帆を上げて 堪えた涙の海を渡るは名もなき小さな勇気の船そいつがきっとこの体をどこまでも連れて行く溢れた想いが今尚奏でるは名もなき偉大な勇気の歌そいつがあればどんな嵐も越えて行く地図なんて…

  • 愁吟 – postman

    飽き足らず生きる意味をまた探し直す それでいいのさ 簡単に解けやしないな難題は何問か常に用意されてるのが世の常感傷の夜は溶けやしないななんだいっていつも呼んでもいないのに顔を出すんだ 簡単に解けてしまうなだんだんと淡々と理解していく悪い頭「大丈夫です。」って言葉が逆の意味に使えてしまうように正解も一つではない 飽き足らず生きる意味をまた探し直す それでいいのさ僕らはまだまだ途中 今も尚 未完成呼吸…

  • 浮蜘蛛 – postman

    蜘蛛の巣みたいに穴だらけの細い糸で出来た俺の巣いつ壊れてもおかしくないのに糸吐いては紡いでいる 本家みたいに綿密に編み込まれている訳じゃないから脆いそれでもこれしか出来ないから糸吐いては紡いでいる たまに自分で吐いた糸に足を取られてカモられて散々な目に遭い駆け込むスパイダー 抜け出す方法を教えてよ 耳を澄ましてよく聞きな この不安定な歌生きる意味の理解に苦しむのは俺も君と同じなんだ 蜘蛛の巣みたい…

  • 転げ回れ – postman

    形が無くなってしまうくらいに転げ回るロックンロールってそういうことかい?それなら丸くはなれやしない勝ったり負けたりしてボロボロだけどひた走る腕時計は止まったまま お気に入りだから構わない どれだけ転んでも形ない変わらないものがここにはいつでもありますから問題などないよ いつも見えない誰かと戦ってたそいつは自分なんだって気づいてはいるけども中々上手くやれなくていつも見えない誰かに歌ってた許せなかった…

  • 君影草 – postman

    さよならって言ってから まだ経ってないよな実はそうでもなくて まだ時計がとまったままなだけずっとって言ってから まだ経ってないよな実はそうでもなくて 僕がまだそこに立ってるだけ 空白を埋めるだけの日々が淡々と過ぎていく中で枯れることなくここに咲いている花の名前を覚えている 君とまた笑える日々が来るように僕は変わらずいたほうがいいのかでも面倒な性格は直したいな どんな色の雨が降る日でもいつかまた晴れ…

  • 蒼 – postman

    混じり気の無い青色でこの街を塗り潰したいな要らないものが増えすぎやしないか?飾り気の無い青色でこの街を塗り潰したいな必要なものが埋もれてはいないか? 干からびた海のように心ががらんどうにならぬため歌にしなくちゃいけないんだ まだ微かに聴こえる青い音色の記憶が僕の中 美しく燃えているんだよただ確かに鳴り響くこの鼓動と混ぜ合わせ紡ぐから メロディよ そこにいてこの感情 まだ消えないでいてくれないか 青…

  • 六芒星 – postman

    今だけは君と僕だけの星にしよう何にも怯えぬ夜を繋ごう笑われそうな夢を謳おうどんな価値のある絵より美しい絵を描こう愛も憎しみも何もかもを混ぜ合わせた色で絵を描こう この広い星の上で この歌が届く距離に今君が生きていてくれてよかったこの永い時の中で この声が響く今がただ愛しい 愛しい 愛しいのさ 今だけは君と僕だけの時にしよう何にも堪えぬ船で行こう暇つぶしがてら火星でも行こうどんな小説より夢見がち話を…

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