僕らは夜に集って 傷を晒して遊んだ
過ぎ去る日々から 逃げ出す様に
湿気た薬を含んで 緩いソーダをあおった
微睡むばかりの この部屋の中
口を開けば お前達 手垢の付いた理想論
借りている言葉は もう止めにしよう
「もう行かなきゃ、ここから出なきゃ」
無意識の音声を 意識した奴隷
躾の通り歩いて行く姿は 動物の様だ
才能を失った 最愛の自分を
疑いもしないまま 老いていけばいい
十代の老人 / 五十代の若者
お前はどちら様?
もう、眠り飽きた
僕らは夜に集って 傷に触れて慣れあった
過ぎ去る日々から 逃げ出す様に
大人だけど繰り返す 同じ穴のムジナ
どうせ また 何も変わらない朝が来る
いつも通り
長い夢 続きが見たくて
眠りつけないまま 朝になる
誰かが また 逃げ込む
僕らは夜に集って 傷を晒して遊んだ
過ぎ去る日々から 逃げ出す様に
口を開けば お前達 手垢の付いた理想論
借りている言葉は もう止めにしよう
大人だけど繰り返す 同じ穴のムジナ
どうせ また 何も変わらない朝が来る
いつも通り
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